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新規事業でテックな会社づくりをリード。今後は影響力のあるエンジニアに

こんにちは、プログリット広報担当です。

現在当社は、主軸である英語コーチングサービスの他に、サブスク型英語学習サービスを2つ展開しております。

人(=厳選された英語コンサルタント)が提供する英語コーチングサービス「プログリット(PROGRIT)」でブランド力を構築し、英語コーチングで蓄積した英語学習ノウハウとテクノロジーを活用したサブスクサービスで成長を加速させており、サブスクサービスは現在、リスニング力を上げる「シャドテン(SHADOTEN)」とスピーキング力を上げる「スピフル(SUPIFUL)」を提供しています。

今回は、現在絶賛拡大中のプロダクト開発部でフロントエンドエンジニアを担当し、昨年リリースした新サービスで初のテックリードを務めたkokiさんに、プログリットを選んだ理由や入社後の変化についてインタビューしました!

河野 浩生(通称:kokiさん)
プロダクト開発部 フロントエンドエンジニア、スピフルテックリード

専門学校を卒業後、トヨタグループの販売店に社内SEとして入社。2年ほど従事したのち、2021年2月プログリット入社。プログリットでは、フロントエンドエンジニアを担当。サブスクサービス「スピフル」ではテックリードを務める。

技術的チャレンジを求めてプログリットに入社

ー まずはじめに、現在のお仕事について教えてください。

基本的にはフロントエンドエンジニアを担当していたのですが、昨年からは、サブスクサービス「スピフル」(※)のテックリードとしての業務が中心になっていて、領域としてはフロントとバックエンド両方を見ています。

(※ 2023年12月にリリースした、スピーキング力を上げるためのサブスクサービス。)

ー プログリット入社の理由は何だったんでしょうか?

技術的なチャレンジができそうだと思ったのが大きかったです。

元々僕は、従業員1,000人規模の会社で社内SEをしていました。大手だと、基盤システムが整っておりそれに合わせてプログラムが存在するため、テンプレートに沿ってエンジニアリングするケースが多く、日々の業務の中での学びがあまりないんです。

また、業務がテンプレート化しているとチームで議論しながら進める機会は少なく、基本的には一人で淡々と作業するのが中心です。

もっと新しい取り組みが盛んに行われていて、お客様の反応を得ながらチームで議論しPDCAを回していく、そんな環境を探していたとき、プログリットに出会いました。

ー 当時、プログリットのエンジニア組織はかなり小規模だったのではないかと思いますが、どうでしたか?

そうですね。僕が入社した時、社内エンジニアはマネージャーのshimaさんだけでした。

体制が整っていない分、色々チャレンジできそうだと思ったのも決め手の一つです。

将来の自分のエンジニアキャリアを考えると、テックリードだったりマネージャーだったり、そういうことを経験したいという思いがありました。

その場合、目の前の自分のタスクだけでなくもっと違う領域を経験したり、チーム全体を見て生産性が上がるような基盤を作ったり、影響力のある仕事をしていかないといけないですよね。

会社の方針やマネージャーの人柄的にも色々任せてもらえそうだと感じたので、自分には打ってつけの環境だと感じましたね。

あとはもちろん「人の良さ」も大きいですが、ここは今までのインタビューでもたくさん出てきているので、ぜひそちらをご覧いただければと思います。

ー 当時のプログリットはテックのイメージがほとんどなかったのではないかと思いますが、エンジニアとしてどんどん挑戦していきたいと思っている中で、そのあたりは気にならなかったんでしょうか?

確かに、テックイメージはなかったですね。技術的な面で具体的に何が学べるのかという部分は、明確には見えていなかったです。

ただ、効率的に英語学習をする上で必要なツールや機能は多々あって、提供するソリューションは細かいところを突きつめると色々あるであろうことは分かっていたので、そこへの懸念はありませんでした。

業種によって扱うデータも変わりますし、今までにない学びがあるだろうと思っていましたね。

新規事業で初のテックリードを経験

ー kokiさんは現在スピフルのテックリードを担当されていますが、エンジニアはどういう体制で開発しているんですか?

先月までは、僕と業務委託の方の2名でやっていたんですが、今は業務委託の方が1名増えて3名体制です。

ー スピフルは、プログリットとして初の、人が介在しないサービスですよね。

そうですね。スピフルは、①口頭英作文というトレーニング(インプット)と②独り言英会話(アウトプット)を実施していただき、スピーキング力を上げるサービスなのですが、独り言英会話については、毎日のアウトプットに対してAI添削が返ってきます。ここのAI添削にはOpenAI社のGPTを使用しているのですが、この添削の精度を上げるのが当時とても大変でした。

本格リリースの前、一部の方にB版を使っていただいていた時は、AI添削が問題なくできているか人の目で監視をしていたのですが、GPTが暴走して全く違う添削をしてしまうことがあったり、謎の添削をリピートしてしまったり、なかなか安定しなかったんです。

リリースまで2ヶ月と迫っていた中で、どうやって添削の質を担保するか、かなり悩みましたし、焦りましたね。

ー 聞いただけで大変そうです。どうやって解決したんでしょうか?

ちょうど良いタイミングでOpenAIのありがたいアップデートがあったんです(笑)

あとは、GPTを当初3箇所で使っていたんですが、それを1箇所減らして自分でコードを組みました。その分アルゴリズムは複雑になりましたが、添削の安定の上でこれは大きかったですね。

GPTはそれっぽいことを言うのは得意なのですが、当然ながらそういった添削をお客様に提供するわけにはいかないですよね。人の手が入らない状態で100%の添削を安心して届けないといけない。スピフルのAI添削にはその試行錯誤が詰まっています。

直近GPT-4oがリリースされましたが、GPT-4oを利用した場合どれくらい安定するのかは検証したいと思っています。

ー OpenAI社のアップデートは今後の開発にも大きく影響していきますね。

そうですね。GPT-4oのレスポンス速度の向上はとても魅力的で、スピフルの英文自動正誤判定機能を実装する際など活用していけると良いなと思っています。


(スピフルの開発でこだわったこと、挑戦したことは他にも多々あって、以前noteに書いたのでぜひ見ていただけると嬉しいです。)

最小限の労力で最大限のバリューを出す

ー 元々、教育業界や英語学習サービスに興味があったわけではなかったかと思うのですが、入ってみて感じる面白さはありますか?

エンジニアだけで完結できない仕事が多いことでしょうか。

英語学習にとって1番重要なことは何かを選別してロジックを組まなければならなかったりするのですが、そういう時は英語学習のカリキュラム開発チームと密に連携してロジックを作り、その上でコードに起こす、みたいなことをしています。

エンジニアリングのロジック部分を他職種の方に委譲することは他ではあまりないので新鮮ですし、一緒に協力して作り上げていくのは面白いですね。

ー プログリットに入ってから、自分が変わったと思うことはありますか?

マインド、スキル面の成長はもちろんですが、自分的には働き方の変化も大きい気がしていて、残業しない、ということは意識するようになりました。

これは、「勤務時間をオーバーしてまで業務したくない」というワークライフバランス的な意味というよりは、「最小限の労力で最大限のバリューを出す」ことに、よりこだわるようになったということです。

バックエンドもフロントも見る中で業務量が多いからこそ、ただ色々やるのではなく、どこに技術的なチャレンジがあるのか、お客様に届けるべきバリューは何なのか、クリティカルなことに集中して向き合うということを意識しています。

ー 良い変化ですね。ところで、kokiさんは新幹線で通勤していると聞きましたが、どこに住んでいるんですか?(笑)

入社時は練馬に住んでいたんですが、現在の奥さんとの同棲を開始するタイミングで、奥さんの勤務地がある群馬へ引っ越したんです。新幹線含め、ドアドア2時間かけて通勤しています。

ただ、エンジニアチームは週1の出社ですし、朝8:00に出ても10時には着くので、特に困ることはないですね。

自分はアウトドアの趣味が多いので、休日はキャンプなど自然のアクティビティを楽しめるので個人的にはとても気に入っています。

LLMアプリケーションの開発ナレッジを蓄え、影響力のあるエンジニアに

ー kokiさんは、毎月個人でnoteを発信してくれていますよね。

エンジニアはナレッジをシェアする文化があるんですが、自分も対外的な発信を日常的に行なっていくことで影響力のあるエンジニアになりたいと思って続けています。

あとは、先ほどプログリットにテックのイメージがなかったという話もしましたが、自分がプログリットに転職した時には、外から見える情報がほとんど何もなかったんです。「本当にエンジニアの部署があるのか?」と思っていたくらい(笑)

自分が発信を増やしていくことで、仲間集めにプラスに働けばいいなと思っています。

プログリットにいると日々色々なチャレンジが転がっているので、毎月書いていてもネタには困りません。

ー 素晴らしいですね。感謝です…!

最近は、採用面接をした際、自分が個人ブログで書いていたことに共感してくれたのが応募理由だったりすることがあって、それはすごく嬉しいですね。

ー それでは最後に、kokiさんの今後の目標を教えてください。

まずは、スピフルの添削の質の向上をもっと突き詰めていきたいです。

LLMアプリケーションの開発に関するナレッジを外部に公開していって、自分たちの事例が他社で有効活用されるような、デファクトスタンダードの前進になりたいと思っています。

あとは、英語学習サービスと言えばプログリットという存在になるように、サービス全体のレベルアップに貢献したいですね。

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