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Webライターが腱鞘炎にならないために心がけたい6つのポイント

私は2015年から2017年まで2年程の期間を専業のWebライターとして働いておりました。

当時は毎日1万字近くの文字を打ち込んでいたので、腱鞘炎が慢性化し、右手の親指がほぼ動かなくなる状態になりました。

Webライターを引退した今ではだいぶ改善しましたが、今でも再発が怖いので親指の酷使は控えております。

私の話はやや極端かもしれませんが、今Webライターとして頑張っている人の中にも当時の私の様に指を酷使することで腱鞘炎が発症している人は少なくないと思います。

そこで今回は腱鞘炎が理由で、専業のWebライターを引退した経験を持っている私が、Webライターが指の負担を抑えながら働き続けるために心がけたい6つのポイントをご紹介します。


①指の負担がかからないタイピングを使う

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まず一つ目にご紹介するのはなるべく指の負担がかからない打ちやすいキーボードを買っておくことです。

実はパソコンショップや家電量販店に行けば外付けのキーボードはいくらでも売っております。(もちろん、Amazonでも買えます)

外付けのキーボードの中にはノートパソコンのキーボードと比べると明らかに指に力を入れずとも文字を入力できるものがあります。

お金をケチらずに購入をすれば文字を打ち込む際の指の負担が激減します。

どうしてもWebライターをやっているとタイピングという作業からは逃れられません。しかし、指の負担が軽くなる外付けのキーボードを使えば腱鞘炎になるリスクや悪化するリスクは大きく下がります。

②下書きは音声入力機能を利用する

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二つ目にご紹介するのは、Web記事の下書きを書く際にはなるべくタイピングではなくて音声入力機能を利用することです。

実は私自身、ブログ記事の原稿を書く際にはアンドロイドの「Edivoice」という音声入力アプリとGoogleが出している「Google Keep」を利用しております。

音声入力ツールを利用すればベッドに横になりながらでも記事の下書きを書くことができます。それにタイピングをする必要がないので指の負担は基本的には0です。

さすがに音声入力した内容を編集や校正する際にはパソコン上で行いますが、下書きの作成は音声入力機能でもなんとかなります。

下書きは音声入力機能を利用し、編集だけをパソコンのキーボードで行うだけで指を酷使せずにすみます。


③タイピングの際に力を入れすぎない

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三つ目にご紹介するのはタイピングをする際には可能な限り力を抜くことです。

私の経験上、Webライターの指が腱鞘炎になる理由は高速タイピングをするために指に力を入れてキーボードを打ち込む事にあると考えております。

医学的な根拠がないのは重々理解しておりますが、私の過去の経験を振り返る限り、毎日力を入れた状態で高速タイピングを繰り返したが故に親指が腱鞘炎になりました。

そのため、私の経験上の話にはなりますが、タイピングの際の力の入れ具合と指の負担は大きな関係性があると考えております。

つまり、タイピングをする際に指の力を抜いた状態で打ち込む事を心がければ腱鞘炎になるリスクは大きく下がるのです。

④指のストレッチをする

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4つ目に取り上げたいのが定期的に指のストレッチをすることです。

なぜなら、腱鞘炎になる理由の一つに指の血行が悪くなる事があるためです。そのため、マッサージをして血の巡りがよくなれば指の痛みも軽くなるはずですし、私は軽くなりました。

指のマッサージについてはYouTube等で調べれば色々なものが出てきます。

私の経験上、指のストレッチは腱鞘炎対策に役立ちましたので、腱鞘炎が気になるようでしたら定期的に指のストレッチをする事をおすすめしたいです。

⑤痛い指を使う時間を意図的に減らす

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最後に取り上げるのは痛みが出ている指を利用する頻度を減らすことです。

もし違ったら申し訳ないのですが、腱鞘炎になっていると言っても基本的には全ての指ではなく、左右どちらかの手の中のどこか特定の指のはずです。

そのため、痛みがする指に関しては日常生活でなるべく使わないようにすれば症状の悪化を防ぐことができます

私自身が腱鞘炎になった時には右側の親指が動かなくなったのでなるべく右手の親指は日常生活でも使わないようにしてました。

結果として右の親指の酷使を防げたので自ずと腱鞘炎も和らぎました。

改めての話になりますが、腱鞘炎は指の負担が原因になっております。そのため、痛めている指を酷使しないように心がければ自ずと症状が改善する事が期待できます。ご参考までにどうぞ。

⑥本当に悪化した場合は職種を変える

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今のあなたには気が進まないかもしれませんが、腱鞘炎が本当にひどくなった場合はジョブチェンジを考えるのも手です。なぜなら、Webライターの仕事はどうしても指に負担がかかる仕事だからです。

実は私自身、腱鞘炎がひどくなり、右手の親指が十分に曲がらなくなった時期がありました。当時、病院の先生に診てもらったところ、「今の働き方を続けると親指が動かなくなる可能性もあるよ」と言われました

当時はWebライター以外の仕事をしていなかったので、ライターを辞める事は無収入になる事を意味していたので本当に焦りました。

ですが、右手の親指が動かなくなると遅かれ早かれ、辞めざるを得ないと思ったので専業のWebライター人生を断念しました。

今Webライターをやっているあなたからすると、ライターを辞めるいう選択肢は当時の私と同様に取りにくいと思います。

ですが、真剣にWebライターをやれば自ずと身につくライティング能力やマーケティング能力は色々な仕事でもいかせます

そのため、腱鞘炎があまりにひどいケースでは、ライティングの経験をいかせた上で指の負担が少なくて済みそうな職種へのジョブチェンジを考えるのも1つの手です。

ライター経験がいかせる仕事については私がWebライターを辞めた理由と併せて以下のページでまとめているので是非ご覧ください。


⑥今回の内容のまとめ

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今回はWebライターが腱鞘炎にならないために心がけたい6つのポイントをご紹介しました。今回取り上げた6つのポイントについては改めて一覧にしてみましたのでご覧ください。

①指の負担がかからないキーボードを使う
⇒特に軽い力で打てる外付けのキーボードは非常に便利。

②下書きは音声入力機能を利用する
⇒おすすめは「Google Keep」と「Edivoice」というアプリ。

③タイピングの際に力を入れすぎない
⇒文字を打つスピードが遅くなっても良いのでタイピングの際に力を抜く。

④指のストレッチをする
⇒指の血行をよくすれば少しは腱鞘炎も軽くなるし、予防にもなる。

⑤痛い指を使う時間を意図的に減らす
⇒日常生活でも痛い指はなるべく利用しないようにする。

⑥どうしても症状が経験しない場合は職種を変える
⇒Webライターをやっている限りは指の負担は避けられないため。
⇒ライティング経験がいかせる指の負担が少ない仕事は色々ある。

今取り上げた①~⑥の全てを実施すれば明らかに指の負担が改善しますし腱鞘炎の予防にも改善にも役立ちます

しかし全て行うのは大変だと思いますし、⑥の「ライターを辞める」という選択は特に難しいと思います。

そこで私としては今回取り上げた内容の中のまずは一つやってみることをお勧めします

中でも音声入力機能を利用は、指を使ったタイピングの時間を減らすことに繋がりますので腱鞘炎の悪化を防げます。

最後にWebライターが健康に働き続けるための心得についてまとめた記事をご紹介します。ぜひ今回の内容と併せてご覧くださいませ。↓


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