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HSPを使ったゲームプログラミング
「プログラミングを勉強する方法」という記事の続きの投稿になります。HSPを使ったことが無い方も、既に使ったことが有る方もゲームプログラミングの練習として「的当てゲーム」を作ってみて下さい。おそらく皆それぞれ異なるプログラムコードを書くことになります。
私もHSP自体を触るのはかなり久しぶりでしたので、マニュアルを読んでいましたがほとんどの書き方を忘れていました。これは良くあることなのですが、特定のプログラミング言語に集中している時はその言語については詳しくなります。しかし、それ以外の言語についての知識量が落ちていきます。ここで言う知識というのは言語特有の書き方や特徴のことを意味しています。英語ばかり使用していると中国語を使えなくなっていくような感覚です。
久しぶりに触るプログラミング言語や初めて触る言語を学ぶ場合は軽くマニュアルを見ることをおすすめします。あなたが何年も触れていないプログラミング言語を書く場合は言語自体のバージョンアップが行われていることもあります。
マニュアルを見るのが面倒だという人もいますが、そういう人はweb上の記事を参考にするのも有りです。その記事に書かれた内容を調べるためにマニュアルを使うという方法です。私はせっかちなので良くこの方法をとります。しかしながら、私も含めて正しいことを書いているとは限らないので、マニュアルを調べて確信を得ることが重要です。
的当てゲームを作るために次の画像を使用します。
Freepik - jp.freepik.com によって作成された infographic ベクトル
数年前はHSPスクリプトエディタに「HSPアシスタント」なるものがあったかどうか覚えていないのですが、とにかく便利そうなので使ってみます。
的当てゲーム用の矢印の画像を表示させたいので「画面の操作」という項目の中から「画像ファイルをロード」を選択してみます。矢印画像のファイル名を入力してOKボタンを押します。
この操作によってHSPスクリプトエディタには下記コードが自動で入力されているはずです。
picload arrow_green.png , 0
このコードを実行(F5)してみるとエラー。なぜエラーなのか初見だと気づかないです。HSPアシスタントによって自動入力されたこともあってプログラムコードが正しいと勘違いしてしまいそうです。
HSPスクリプトエディタは優秀ですので分からないプログラムコードはヘルプショートカットですぐに調べられます。「picload」にカーソルを合わせた状態でF1を押すと「HSP Docs Library」が開きます。このドキュメントを見ると、"filename"にはダブルクオーテーションが必要であることが分かります。
正しいコードは次のようになると分かりました。
picload "arrow_green.png" , 0
このコードを実行してみると画像が表示されました。
このような作業の繰り返しでプログラムコードは作成されていきます。誰でも間違えずにプログラムコードを書くことはできません。試行錯誤を繰り返しながら目標に向かっていきます。今回は画像を表示できましたが、画面のサイズが変なので次回はそれを修正するところ始めていきます。最終的なフォルダ構成を載せておきます。
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