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ランニング考 ~コロナの中で~

2020年4月より、勤務体制がフルリモートとなりました。
ずっと、家で仕事。正直、コロナによる経済打撃はおいておくとすると、こんな未来社会のような本にしか出てこないような働き方が、現実として自分に当てはまるとは思ってもみませんでした。
で、今回は働き方の話しではなく、ランニングを習慣化できた話しを。

2020年4月 リモート勤務開始
2020年9月 話しはとびますが、このタイミングで「健康診断」を受診
2020年10月 結果を受け取った。その結果、、

なんじゃこりゃー、でしたね。。見たことない検査項目でBとかA-のような要するに「ちょっとこれ何?」みたいな引っかかり方をしました。
「完全に運動不足だ・・・」そうなんです、4月から9月まで、暑い日があれば子供とたまにプールに行くくらいで、ほとんど運動というものをしませんでした。通勤して会社で働く、ってけっこう運動してたんですね。。

そこで、ジョギングをすることに。正直、子供のころから運動音痴で「走ると足が痛くなる」、という悪いイメージしかなかったので、「運動をする」ということと「ランニング」は結びつけられませんでした。
しかし、ここまでくるとそうも言ってられないな、とまずは近くの川沿いを走ってみることに。

2020年10月末 まずはTシャツを着てジョギング開始です。今思うとジョギングには最高の季節でしたね。で、結果はというと。。500m、500mでストップ!走れないんです、これが。息切れ、身体が重い。もう戻るときには歩くのがやっとでした。
「こんなに走れないのか…」思い知りましたね。ちなみに40歳の秋でした。。

自分の性格上、いつもはこんな感じだと走るのをやめてしまうことが多いのですが、今回は単純な運動不足ではなく”数値”として結果が出ていたため、「どうにかして走り続けたいな」という気持ちが芽生えました。
また、もっと根本的に「今見えているあの橋の次の橋まで走れたらなー」という「走る」ということに対する楽しさというか面白さを少し感じ始めてもいました。

「もっと遠くへ行きたい」という思いで、毎日、仕事が終わってから走り始めました。最初の1~2週間は相変わらず500mくらいでしたね。ただ先を目指していると、プラス100mくらいは走れるようになってきました。それをさらに1~2週間続けていると、「絶対あそこまでは無理だろう」と思っていた一番遠い橋まで行けるようになりました。このときで1.5kmくらいでしたね。実はここまで来る途中で、

スロージョギングで人生が変わる (廣済堂健康人新書)

という本を図書館で借りて読んでました。これが考え方を変えた大きな出会いでしたね。
走る=目標までの距離を、出せるスピードで、呼吸はコンスタントに
のような先入観で考えていましたが、スロージョギングというのは、
走る=あくまで地上から両足を離すこと。スピードにはこだわらない
  =つまり、あくまで目的は「有酸素運動」すること
ということが書いてあったのです。

スピードにこだわらなくていいんだ!これがおっきかったですね、「遠くに行きたいな」という気持ちは走ってて強く思うのですが、「速く走る」ということはそれほど思ってなかったことに気づいたんです。

そこからは、あくまでスロージョギングでもいい、という気持ちで走り始め1.5㎞→2.0km→1.5km往復
といった距離を走れるようになってきました。うれしかったですね~

それを続けて、今では16,7km走れるようにまでなりました。が、ちょっと走りすぎたせいか足の筋を痛めてしまい、それからは5kmを30分目標で毎朝走るような習慣にしています。

そうそう、この5kmや10kmを走るにあたっては、かなり本を読みこみました。いくつか紹介しますので、よろしければ参考にしてください。ただし、あくまで「参考」です。ジョギングやランニングは足を痛めやすくすると思いますので、くれぐれも気を付けて楽しんでくださいね。

誰も教えてくれなかったマラソンフォームの基本 遅く走り始めた人ほど大切な60のコツ
走り方を構造的に解析してるといいますか。特に「CDケースを振った時のように足を振る」というような言い回しはとてもわかりやすかったです。著者は漫画家の方ですね。

それからの僕にはマラソンがあった
松浦弥太郎さんの本です。ご自分が40歳を過ぎて走り始めた経緯やその後の走るということの考え方や動き、靴の履き方などを静かに書いてあります。40歳というのが、今の自分と同じような時期なので共感しながら読める箇所が多かったです。

あと、おそらくランニング関連の著作はないと思うのですが、「土井善晴」先生ですね。著名な料理研究家です。とても考え方が好きで料理本などを読んでいたのですが、ある著作の中で「ウルトラマラソンを走るおかげで~」のような記述があり、「え!!」となりました。ウルトラマラソンって60kmとか100kmのちょっと考えられない距離を走る競技なんです…
元気で生き生きとした印象ですが、その秘訣がわかった気がしました。

あとは、水泳も続けたいですねー
あ、そういえば今年の健康診断はこれからでした。どうなることやら。
ちなみに、2020年9月で66kgだった体重は2021年1月ころには61kgになり、そこからずっと、つまりいくら走ってもそれを維持しています。適正体重なんでしょうね

また、走ることについては書きたいですが、まずは備忘のためにもnoteしました。

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