【2022年9月21日(水)】国際平和デー【ゆっくり雑学カレンダー】
◆国際平和デーとは
国連が定めた平和の記念日です。
すべての国、すべての人々にとって共通の理想である国際平和を記念、推進していく日として、すべての国連加盟国、国連機関、地域組織やNGO、そして個人に対して、この日を適切な方法で祝うよう呼びかけています。
国連が「国際平和デー」を最初に宣言したのは1981年です。
従来、「国際平和デー」は毎年9月の国連総会開会日に制定され、開会式では各国代表がこの日を記念して1分間の黙祷を行うことが慣例となっていました。
2002年からは、毎年9月21日を「国際平和デー」に定め、以後、世界の停戦と非暴力の日として、すべての国と人々に、この日一日は敵対行為を停止するよう働きかけています。
国連には「国際平和デー」をはじめ「世界環境デー」「軍縮週間」「国際淡水年」など様々なテーマを記念する国際デー、週間、年が数多くあります。
これらは国際社会がその日、または期間を通じて一つの共通した問題に取り組むために制定されるもので、通常、全加盟国の代表から構成される国連総会の場で決定され、加盟国は官民合同で、そのテーマに取り組むことが求められます。
◆国連での「国際平和デー」記念行事
ニューヨークの国連本部では、毎年この日に国連事務総長が「平和の鐘」を鳴らす特別記念行事が行われます。
この鐘は多くの国の代表やローマ法王,その他子どもたちを含む多くの人びとから集められた硬貨で鋳造され、日本国際連合協会から国連に寄贈されたものです。
この他、毎年、国連広報局が近郊の学校の生徒や各国の若者を国連本部に招き、「国際平和デー」を記念した交流プログラムを開催しています。
そのハイライトとして、子どもたちが国連旗と国連加盟国の国旗を掲げながら一国一国の平和を願うフラッグセレモニーが行われます。
◆2021年
国連事務総長のアントニオ・グテーレスが平和の鐘を鳴らし、「公正で持続可能な世界のより良い回復」のテーマの下、コロナ禍からの回復と気候変動防止を念頭に平和への行動が呼びかけられた。
ゆっくりしていってね!
▼ちなみに前回は・・・
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