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組織の絆が強くなるコミュニケーションのあり方とは

こんにちは!Spready柳川です。
「これからの組織コミュニケーション」というタイトルでいつの間にか連載しております。

「これからの組織コミュニケーション」というタイトルをつけていますが、2020年一気にリモートワークが広まり、今までは職住近接が良しと言われて会社近くに社宅があったり、会社近くに住むと家賃が補助される会社も多かった状況が一転、少し会社から離れたところに引っ越して広さや暮らしやすさを選ぶ方や思い切って移住をする方もちらほらお見かけするようになりましたね。
この働き方の変化は「場所を選ばずに働くことが出来る」ことの時代の始まりであり、例えば配偶者の転勤や家族の介護などで住む場所の変化があり仕事をやめざるを得なかった方が続けられる可能性が出てきたり、自分らしく住める場所で生き生きと働くことが出来るチャンスが生まれたり、などの時代が来たということです。

少しスピリチュアルな話になりますが、占星術の世界では2020年12月22日から「風の時代」が到来したと言われており、200年に一度世の中の価値感が変わるタイミングなんだそうです。
「風の時代」の前の「土の時代」では、金銭・物質・権威等が重視されますが、「風の時代」では、知性・コミュニケーション・個人等が重視されるようになり、シェアやつながりのようなソフトなものが大事な時代になるらしい...このあたりは「風の時代」とか検索するといっぱい関連記事が出てきますが、こういう時代の変化を目の当たりにすると、あたってるのかも...!と思ってしまいますよね。

さて、そんな新しい働き方が訪れている時代。
ただ、リモートワークで顔を合わせない働き方をしていると、課題が出てくることもあるのは事実。
そのうちの1つが「組織の絆が薄くなる」ということ。

Profiee Teamsのユーザーヒアリングを通じてリモートワークでも「組織の絆を強くする」ことを工夫されている組織の責任者の方にお会いしましたのでご紹介します。

何でも話せる家族みたいなチームをどう作るか

とある大手上場企業、社員数は全体で1,000名弱の会社のひとつの部署の部長にお話をお伺いしました。
昨年まではもちろん対面で業務を行っていましたが、完全リモートワークへ。「仕事柄、ひとりでは完結できない仕事が多く、チーム内の連携がとても重要になってくる」チームとのこと。
対面で業務を行ってきた頃は、みんなで顔を合わせ、表情から阿吽の呼吸のようなやり取りをやってきましたが、リモートワークになってからは表情が読めない、部長からはメンバーのコンディションがわからない、という日常となりました。

部長が始めたことは「やわらかい日報」を始めたこと。
「今から始業します」「今日はもうあがります」と一文で終わってしまう勤怠報告を自ら「やわらかい日報」に変更されたそうです。

「今日のランチは●●丼を食べました。美味しそうでしょ?」(写真を添付)
「犬を飼いはじめました。名前は●●。」(その後しばらく犬の報告が続く日々...)

部長が始めたこの「やわらかい日報」。自然とメンバーも「私のランチは●●でした〜」「私も犬飼ってますよ〜」と続くようになり、自然と離れていてもコミュニケーションがオフィスと同じように取れるチームになったということでした。

決して投稿も反応も強制ではない、というのがポイントで、なので「やわらかい日報」。部長から始めた、というのも大事な点だったかもしれませんね。

オンライン商談の前後を使った対面コミュニケーション

次はとある営業会社、100名ほどのセールスを抱えた部署の部長にお話をお伺いしました。
若手社員が多く、入社間もない転職してきたばかりの社員も多い組織で、もちろん以前はオフィスに集まっていて、みんなでロープレなどをすることも多かったということです。
突然始まったリモートワーク。一人暮らしの社員がほとんどで1人で家にいると誰とも話さずに1日が終わる社員も多く、不安や寂しさを多くなったんだとか。

この部長が始めたのは「オンライン商談の前後を使った対面コミュニケーション」。
リモートワークになって、移動時間が減ったので「オンラインアポはいくらでもいれてくれ〜!」とメンバーに伝え、みんな容赦なく入れてくるので1日10アポとかも実現するんだそうですが笑、アポが始まる前、終わったあとの5分でも必ずメンバーとお話する時間を作り、仕事の相談からプライベートの話まで、必ず会話をするように意識したとのこと。
対面で会えないなら量でカバーだ!と鼻息荒く意気込んでいました。

何気ない会話が組織の絆を強くする

1社目の事例も2社目の事例も、mustではない何気ない会話を大事にして、組織の絆を強めた事例をご紹介しました。
業績に一見関係なさそうに見えるのですが、こういった会話から絆が生まれ、相談しやすくなったり、アラートを感じやすくなったり、エンゲージメントが薄まらなかったり...ということが起こり、長期的な業績に寄与する結果となるのですよね。

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あ、わかりやすい資料をProfiee Teamsの営業資料から引用しました笑

Profiee Teamsは何気ない会話を生むフックを作ることに有用なサービスですので、ぜひご検討ください!

上の事例の1社目の会社にも導入いただきました!


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