C. ゴールディンと医師の男女差
今年のスウェーデン王国銀行経済学賞を受賞したゴールディンの研究内容から、男女の賃金格差が生じる原因は「子育ては女というジェンダー規範」だという言説が広まっているが、著書の『Career and Family』の第10章にある「医師のケース」には、もっと根本的な原因が示されている。もちろんだが、👇は日本ではなくアメリカの事情である。
このような傾向は日本でも同じだが(その他の国でも)、女医は男医に比べると労働時間が少ないだけでなく労働強度も低いので、必然的に収入が少なくなる。