トーマス・ロックリー「弥助の驚くべき物語は、史実を越えてフィクションの世界でより一層輝いている」
動画で紹介されている『つなぐ世界史 2 近世』は「授業などでも補助教材として使いやすいように」というコンセプトの歴史教育書(㊟教科書ではない)で、第1章「16世紀の世界」の一部をトーマス・ロックリーが執筆している。
仕掛け人が客観を装って書いていたと分かって読むと、じわじわくるものがある。
ロックリーが日本史の捏造、revisionに手を染めた動機だが、最初は「ヒーローの多様性を求めるムーブメント」に参加することで「世界中の人々に生きる力・勇気を与えられるから」というある