ドイツの出生率回復の実態
この記事にはドイツは「1歳以上のすべての子が保育を受ける権利を保障したほか、父親の育児休業の取得など両立支援に力を入れた」ことで近年の出生率(TFR)が1.5台を維持しているとあるが事実誤認である。
ドイツのTFRが上昇した要因の一つが、シリアなどドイツより出生率が高い国々からの人口の大量流入で、ドイツ国籍に限ると日本と大差がない。移民でもドイツ国籍を取得すればグラフの青線(⇩)に含まれることにも注意。
もう一つが、共産主義体制崩壊後の社会混乱で急落した旧東独地域の出生率