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社会

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#文春オンライン

堀茂樹(慶應義塾大学名誉教授)に「デタラメ」と批判されました

何様のつもりかえらく上から目線だが、どちらが「基本的な事象すら理解していないデタラメ」なのか読者に判断してもらいたい。 「基本的な事象」が具体的に何を指すのかは不明だが、おそらく、諸外国について山田昌弘と同じ認識をしていると思われる。 西ヨーロッパの大陸諸国(フランス、西ドイツ、イタリア、スウェーデン、オランダなど)は、さらなる子ども数の減少、つまり、少子化に直面することになる。合計特殊出生率が2を割り込む事態が起きたのである。次節で述べるように、その中のいくつかの国々で

「日本」と書いてヤマトと読む

以前にも紹介したこれ👇がまた記事になっていたが、興味深い内容なのでもう少し詳しく紹介。 ヤフコメには桃崎教授が「邪馬台をヤマトと読む」ことを画期的新説として唱えていると誤解した批判が溢れているがそうではない。 「古代中国では一般的な法則」とは「〈王朝の全体名に採るべきは、王業が定まった(基盤が確立した)地である〉という命名慣行」のことで、 例えば👇の問いもこの法則によって説明できる。 この法則を日本に当てはめると、統一国家としての漢字の国号の「倭」「日本」と旧大和国の

メディア政治の成れの果て

政治家のレベルは国民のレベル 大阪は吉○劇場

女の自殺の増加とskin in the game

7月・8月の女の自殺の増加がこの専門家が言うように「女性が経済力を求められるようになった」「女性の社会進出が進んだ」ことと関係しているのだとすれば、それはタレブ的には女が"skin in the game"するようになったことを意味するので、正しい方向である。 女性を取り巻く状況は大きく変化していますが、中でも大きいのは、女性が経済力を求められるようになったことでしょう。 女性の社会進出が進んだことで女性にとっても経済力は重要だという感覚が広まりました。それ自体は正しい方

女性棋士がいない理由~フェミニストにとっての不都合な真実

この答え(のヒント)は文中にある。 Simon Baron-Cohenによると、systemizing(システム化)は男>女、 empathizing(共感)では女>男になっている。将棋はシステム化能力を競うものであり、分布の端では人数比が極端に拡大するので、棋士が男だらけになるのは自然なことである。 システム化能力は「対象への極端な熱中≒オタク気質」とも関係する。重要なのが対象の違いで、例えばガンダムオタクの場合、男はメカや戦略・戦術にも関心を示すが、女は登場人物に関心

リベラリズム布教に狂奔する日本の社会学者

アメリカのBLMに呼応して、日本でも社会学者が日本人をリベラリズムに従わせようと必死だが、ロジックが出鱈目過ぎて成功しているとは言えないようである。 一つ目がフェミサイドだが、 警察庁の最新のデータによると、世界的に見て殺人件数が少ない日本では、殺人によって命を奪われる女性は100万人当たり3人以下と非常に低い水準となっている。 しかしながら懸念すべき点として、殺人事件の犠牲となった319人のうち女性は181人と過半数を超えており、日本は被害者の女性比率が世界で最も高い国