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ひらめく時の高揚感

「創造的な仕事をしたい!」というのは高校生の頃から思っていた事で、もの作りが好きな自分は、将来はクリエイティブにたくさんの発明をして世の中を変えるんだくらいに思ってたことがある。大学の研究室でいそいそと実験を繰り返していた時はまだ良かったのだが、就職して企業で研究やエンジニアリングの仕事をするようになると、それを目にみえる形で成果とし見せなければならない。それは、論文とか特許という成果である。仕事をした成果は、「もの」として出ていく訳だが、それの価値を目にみえる形にして世に広げて、企業としての技術力を見せる事を求められる。まさに、創造的な仕事であった。

とはいえ、慣れるまでは特許というものにどう仕上げれば良いかが中々分からなかった。ものを作っている時は、それに必要な機能を実現するための困難さが起こるものだが、それらは、色々な工夫で次から次へと解いていかなければならない。その中には単純なアイデアもあれば、複雑なアイデアもある。が、何が特許としてクレーム出来るのかはとても難しい問題であった。さらに、企業での研究職や技術職というのは、特許をどれだけ出願出来たかを評価対象にしたりするものだから、実際の仕事内量とは関係なく、なんとかアイデアを形にまとめて特許に仕立てあげなければならなかった。

そんなのを何年か続けていると、何か上手い方法がないかと模索するようになり、片っ端から色々な本で調べたり、世の中の人がどうやってアイデアを作っているのか、つまり、ひらめいているのかを調べたりしていた。
そんな中で出会ったのがこの本である。有名な本なので、たくさんの人が引用していると思うが、実にうまくまとめられている。

この本がきっかけとなり、他に辿り着いた幾つかの手法なども勉強して自分なりの「アイデアの創出方法」というメソッドを作る事ができた。何度かそのメソッドを試してブラッシュアップした後には、必要な時には特許ネタを作るというのが、比較的短い時間で出来るようになった。また、その方法は特許だけに限らず、その後経験したマーケティングや営業の仕事なんかでも大いに役に立てる事ができた。*17

アイデアを創出するためにあれやこれや考えていると、そのうちに「これだ!」というのに辿り着く。「アハ体験」とか言ったりするが、高揚する瞬間である。

ただ、いまだに女性との関係をうまく創るためのアイデア創出には至れてないのが、課題ではあるが・・・。💦

セクシーコメント33
女:”セクシーなアイデアはどうやって作ってるの?”
男:”それは君とのセクシーな関係から産まれてくるんだよ♡”

#セクシャルなひらめきで潤いのある生活を

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