見出し画像

僕は妊娠している ①


こんにちは、のってぃーです。


 
「実は、うちの妻が妊娠しまして…」

 
という懐妊報告を、皆さん、一度は耳にしたことがあると思います。
命が芽吹き始めたという奇跡の報告。
心の底から喜ばしいことですし、報告の場は、一気に祝福ムードになります。
僕も何度かその場面に出くわし、たどたどしく祝福のコメントをした記憶があります。
僕もこれまで、何の違和感もありませんでした。
 


・・・ですが、僕も結婚しておよそ5年経ち、
そして、妻のお腹の中に赤ちゃんがやってきたことで、僕の中に少しだけ違和感を感じるようになりました。
 
 
 
ある日、心の中で声が聞こえました。
 
「妊娠って、一人でするものじゃなくてさ。二人でするものだよね」
 
心の中にいるリトルのってぃーが、続けて呟きます。
 
「てことはさ、”妻が”ではなく、”私たちが”という表現が正しいんじゃない?」
「極論かもしれないけど、”僕が”という表現でも間違いないと思うんだ。もちろん男性のお腹の中には赤ちゃんを入れる仕組みはないけれど。」
 



 
だから僕は、
「”妻が”妊娠しました」と言うのをやめることにしました。 
妊娠は二人でするものですから。
 


夫婦生活も同じ。 
『夫が子育てをしてくれない』
『夫を捨てたい』
『家事は女の仕事だ』
『男は外で稼ぐ役割だから家では何もする必要はない』
夫婦関係のニュースでは、ネガティブな情報ばかりが目に入ってきます。
 


なんか、面白くないですよね。
結婚生活は人生において最高だし、子育てだって、一生賭けてする仕事だって、楽しめるはず。
まなざしを変えてみたら、きっと全然違う考えになるし、思いやりの気持ちが生まれると思う。
 


「もっと面白く、楽しく、人生を謳歌してる、大人の背中を見せていこうよ」


 
心の中のリトルのってぃーは、いつでも自分らしさを教えてくれます。
 



 
ということで、私たちの妊娠の報告でした。
予定日は7月8日。
母子ともに健康に出産できますように!
 
 
のってぃーでした。

画像1




■2020年1月に写真集を出版しました!!

■のってぃー/野中秀憲
クリエイティブディレクター/ブランドマネージャー
フォトグラファー・デザイナー・ムービークリエイター・イベントファシリテーターなど様々な活動をしている。主催するカメライベント「かめさん」では、2020年に初の出版。
カンボジアボランティア活動(学校建設)を通じて社会問題への関心が生まれ、「クリエイティブの力で社会を良くしたい」と考えたりしている。
「こんな面白いオトナもいるんだ!オトナって面白そう!」と思われる生き方をすることがモットー。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?