今さら2020年を振り返る1 - 海外ツアーキャンセルのこと
突然の2020年振り返りです。
まずは仕事全体のことについて。梅田チームとしては、これからのことに時間を使っていたこともあり悲壮感はあまりなかったものの、コロナの影響でキャンセルになった仕事の数はまぁ多かったので、まずはそんな部分の記録から。
2020年の仕事の様子
梅田は海外での公演やプロジェクトがとても多いため、東京を拠点にしながら、ヨーロッパを中心にアジア、アメリカ方面など、世界の様々な場所に行くという生活をしていました。が、2020年はもちろんそうはいかず、3月頭のトルコでの公演を最後に、全ての海外での予定がなくなりました。
ちなみに私が同行していたのは2月のドイツ公演までで、なんとなくこれから今までのようにツアーが出来なくなるのだろうなという予感と、そのあたりはコロナの関係で一部ヨーロッパでのアジア人に対する目が冷たくなり始めている頃だったので、そういう意味での不安な気持ちをうっすら抱えてのツアーだった記憶があります。
その後、元々あった秋頃のヨーロッパでの予定はまだ残っていたし、希望を持って秋にリスケジュールされた予定も入ってきたりしましたが、それらも日が近づくにつれてどんどんキャンセルになり、結局、カナダ、スペイン、オランダ、エストニアなど、新作制作含む予定がすっかりなくなってしまいました。それらの多くは延期という形になっていて、また数年後に実現する可能性もゼロではないですが、恐らくほとんどはキャンセルでしょう...
(2020年、数少ないツアー先での写真の一つ。最初の公演も1月のドイツでした)
それでもやってやった2020
そんなこんなで年末に。キャンセル続きの中でしたが、前向きなこと、新しい試み、これからに繋がることもたくさんあって、それが最初に書いたチームとしての悲壮感のなさにも繋がっていると思うので、それについてもまた書こうと思います。
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