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Vol.16 初ルワンダを振り返る。

Muraho! 編集部のYuです。

先日初めてルワンダを訪れました。
これで渡航した国はアフリカでは11カ国目なのですが、そのどことも違い、初めての国に来たのだなといった感じがしました。

短期間で首都のキガリのみの訪問でしたが、総じて良い印象を受けました。

運行上の理由でキャンセルもあったが快適な空の度だったルワンダエアー、スペルとしてはルワンデアールと言うべきか。

今回は良かったことと悪かったことを挙げつつ、ルワンダ滞在を振り返ります。


ルワンダでよかったこと

1. 快適な交通事情


とにかく渋滞がない。

仕事で様々な場所を細かく動く身としてはとてもありがたかったです。

街の規模も違うのですがケニアのナイロビやウガンダのカンパラだと、とにかく渋滞するので、車を利用すると1日で訪問できる場所が限られてしまいますが、キガリは道も綺麗でストレスなく周れました。

2.  治安が良くて歩きやすく、そして走りやすい

わたしはランニングを習慣にしていて、アフリカでも走っているのですが、キガリは夜でも走れるので十分に練習がつめました(笑)

夜でも走れるフカフカの新品トラック


ナイロビでは治安を気にして有料の公園内、カンパラではバイクタクシーに気をつけながら、アディスアベバでは大通りを横断するのにタイミングを計りながら、と気を使いながら走るのですが、キガリは夜でも一人で走れます。

町の中心部に新しいゴルフコースができていてその隣には綺麗なトラックもあり、距離表示もついているので、そこを利用してトレーニングがつめます。

また、強盗や暴力、不審者に怯えることなく散策ができて、街の範囲もそれほど広くないので、体力に自信のある方には歩いて街を見るのもおススメです。


キガリ自作ランニングコース。


市街地なのに7キロ弱で獲得標高134mのアップダウン、キガリがいかに丘の街かということが分かる人には分かるとおもいます。

3. 牛肉とコーヒーが美味い


キガリ滞在は4日間でしたが、ここぞとばかりに色んなレストランに行きました。
中でも牛肉とコーヒーは美味しかったです。

こちらのハンバーガー、夜にがっつり満足していただきました。


また、それほどいつも拘っているわけではありませんが、酸味が強すぎるコーヒーが苦手なので、ルワンダのコーヒーはわたしにはちょうどよいと感じました。

加えて、インド料理もたくさんあり、カレーのレベルも高かったです。


実はルワンダのローカル飯を食べる機会はなかったですが、次回は挑戦してみたいですね。


創作系アフリカ料理レストランもあります


4. 気候がよい


東アフリカの高原都市に共通することですが、キガリも高地に位置するので赤道付近にも関わらず、暑くもなく寒くもないちょうど良い気温でした。また、この時期ナイロビは毎日雨だったのですが、キガリの天候は安定していてそれもありがたかったです。

この気候はサッカーにも適していますね。

一般社団法人アフリカファッションが運営母体のキミフルフットボールクラブの練習を見学


5. フランス語も話せる


フランス語を勉強しているのですが、ルワンダは元々フランス語圏だったこともあり、フランス語の勉強にもなりました。英語も通じるのでコミュニケーションの不自由がなく日々を過ごせました。 

コンゴに近いので、わたしの拙い英語でのコンゴ人とのフランス語でのやりとりも楽しかったです。
コンゴのアンティークなども多く流れてきていて仕事としても良かったです。

6. 写真を撮らしてくれる


セキュリティ上の理由やコピー商品を防止するため写真を撮らしてくれないお店もケニアでは多いのですが、ルワンダのお店は断りを入れたうえで撮影フリーのところが多かったです。こちらも仕事としてありがたかったです。

ルワンダで悪かったところ(悪かったは言い過ぎですが) 

1.坂が多くてつらい

坂が多くて道は歩くのには辛いと思います。わたしはトレーニングとして楽しめてよかったですが足腰弱い人は車移動をおススメします。

2.インターネットが弱い

モバイル、WIFIともにどこでも弱かったですね。IT大国を名乗るわりにはどうなのか?ただ、最近起きた海底ケーブルが切断されたことに起因するものだとも言われているので改善はされてゆくのではないかと思われます。

3. 強権発動して汚い場所は撤去

わたしが走ったゴルフ場付近もそうですが、人々の営みがあったところを強引に取り壊して綺麗な施設を建てることも多々あるそうです
独裁国家ならではの強権発動ですね。

これも一方的に悪いことばかりではないとは思いますが、やはり圧迫感のある生活は嫌ですね。

バラック街を撤去して建てられたゴルフ場。建物に描かれたイミゴンゴが目立ちます。

4. 出国の日がウムガンダ


ルワンダでは毎月最後の土曜日の午前にウムガンダと言われるコミュニティサービスがあり、国民はそれに従事する義務があります。

その時間帯はタクシーやバスなどの公共交通機関も止まってしまいます。

出国便が午前10時前の便だったのでウ厶ガンダにちょうど当たってしまいました。渋滞がないので空港まで余裕だろとなめていましたが結局タクシーが来てくれず、何とか来てくれたバイクタクシーの後部座席に乗り、スーツケースを片手片膝で抱えて空港にいくことに(笑) 

バイクタクシーは空港の中に入れないので、入口で降ろしてもらい、「ターミナルまでめちゃ歩くのでは?」、「チェックインに間に合わないかも?」と不安を感じつつ空港の建屋まで歩きました。

結局、案ずるには及ばず、少し余裕も残してカウンターに到達しました。こじんまりした空港で助かりました。

そしてウムガンダでも流石に空港や飛行機は動いていました。

最後に


これは最高なことですが、アジアンキッチンがあります。

わたしは実はアフリカの日本食にはいつもがっかりしているのですが、
アジアンキッチンは日本人の経営ながら、タイ料理など東南アジアの料理を主に提供されています。良いとこついていますよね。

滞在中、本当にお世話になりました。景色もいいのでルワンダを訪れる際にはみなさんも是非立ち寄ってみてください。癒されますよ。

以上、簡単ですがルワンダ滞在記でした。

今回はキガリだけでしたが、また地方にも行ってみたいです。


ルワンダのローカルビール。このPrimus以外にもいくつかブランドあります。



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