【第42話】気づいてもらう工夫
まだまだ外出自粛は続きますが、コロナの症状はだいぶ軽快してきました。
今日はパートナーのちょっと嫌だなポイントをどう伝えるか(気づいてもらうか)について書いてみようと思います。
1. りん<「とんかつ食べたい」
ある日、りんがとても肉厚なとんかつを食べたいというので、近くに行く用事があったついでに食べに行きました。りんはYouTube shortかTikTokでそのお店のことを知ったようです。
僕(りお)は、「宣伝をしないと(広告を出さないと)客が来ないお店はあまり美味しくはない」と考える人です。美味しい場所には、常連客がいたり、口コミが回ってきたり、星がついていたりするからです。
でも、「食べたい」と彼女が欲しているものを「やめといたほうがいいんじゃない」とは言えません。実際に、自分でお店を選んで食べてみる経験を積むことでお店選びも上達すると思うので、あえて一緒に行ってみることにしました。
実際に食べてみると、(案の定)お肉の油がしつこくて食べ終わると気分が悪くなっていました。気づいてもらえたでしょうか。
2. りん<「天気の子のポテチチャーハンとチキンラーメンサラダが食べたい」
今日は一緒に献立を考えていました。そこで上がったのが新海誠監督の『天気の子』に出てくるメニューです。
チャーハンにポテチ入れるのはどうなのよ、チキンラーメンをクルトンにみたいにサラダに入れるのはどうなのよ、と頭ではツッコミつつ、まあこれも実際に食べてもらえばわかるだろうと作ってみることにしました。
ちなみに、このレシピも何かしらの動画を観て知ったそうです。
りん <「やっぱりお菓子とごはんは別々に食べたほうがいいね」
「チキンラーメンの味、主張が強すぎだね」
うんうん。まあ僕個人としては、ポテチチャーハンが意外と美味しくて驚いたのですが、わざわざ添加物ましましの超加工食品であるポテチを入れなくてもいいなとも思いました。
アニメのキャラと同じことができるワクワク感と食の美味しさ・健康を両立させるのは難しそうです。こちらは、薄々気づいてくれたのではないでしょうか。
3. スマホ見過ぎ問題
これは自戒を込めて書きますが、最近りんがスマホを見ていることが多いです。
50歩譲って、スマホを長時間観ることはいいとして、
100歩譲って、よく面白さがわからないショート動画をエンドレスするのもいいとしても、
食事中までスマホを観られるのはちょっと嫌に思います。
もうすぐ3ヶ月の慣れなのか、同棲したての頃の食事中の会話風景はどこに行ったのやら…。
あえて、僕もりんの前で長時間スマホを触ってみてみたのですが、あまり効果はなかったようで、この記事を書いている今もりんはスマホに釘付けです。「目の前でスマホを長時間触られるという体験で気づかせる」作戦は失敗しました。
まあ本人がそれでリラックスできているならいいのでしょう。
4. まとめ
「相手に気づかせることで自分が嫌だと思っている行動を変えてもらう」という実験を複数ケース実施してきましたが、うまくいったケースとそうではなかったケースがあり、今後も試行/思考が必要そうです。
おやすみなさい。
りお
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