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未来につなぐ共創の戦略

 先だって出張で東京に行きましたが、静岡辺りの線状降水帯が乱気流を引き起こしたみたいで、その影響で飛行機は大揺れに揺れて、まるでジェットコースターに乗っているような感じでしたw
 大阪から出発したのですが、出発前の大阪は雨も小降りになっていたのに、東京に着いた途端、土砂降りの雨で、加えて蒸し暑く、雨なのか汗なのか分かりませんが、スーツがびしょ濡れになってしまいました😅
 そんな東京の旅でしたが、大雨だったこともあってか、白熱する都知事選の選挙カーを見かけませんでした
 しかし都知事選、エラいことになっていますね•••

 こんなことまでしでかすとはって感じです
 これはもう民主主義の冒涜ぼうとくだけでなく、故人の冒涜とも言える行為です
 これを受け、所属事務所の株式会社アミューズは声明を発表されました

 今回の都知事選の大きな問題は、公職選挙法に選挙掲示板を選挙広報以外で利用しても処罰できないというところでしょうか
 こういったことは今回の都知事選だけでなく、他の地域の選挙掲示板にも同様の行為をしていることが判明しています
 この件をこのまま放置しておくと、政治不信だけでなく、行政不信にもつながるので、早い時期に法改正を行なっていただきたいです!
 少し前置きが長くなりましたが、今回はとある方の有料noteで書かれていた内容がどうなんだかなと思ったので、そのことについて書かせていただきます

今回のテーマは「共創」です

■断らず受け取ったものを否定するのはカッコ悪い!

 ある人の書かれたnoteを拝見しましたが、国や行政から表彰されたものの、ビジネスにいい影響(要は売上を伸ばすということ)は全くなく、表彰自体が国や行政の無駄であるという内容でした

果たしてそうでしょうか?

 もしそう思うのであれば、その表彰自体、事前にお断りすることができたのではないでしょうか?
 何かしらのビジネスに好影響を与えると考えたから表彰を受けたのではないかと思うのです
 それをビジネスに繋げられるかどうかは、自身の問題であり、無駄だと表彰を受けた後から文句を言うのは違和感を感じます
 全員が表彰されることを望んでいるとは思いませんが、表彰されることを期待せずに取り組んできたことが結果的に表彰されたわけですから、苦しい時を乗り越えて頑張ってきた甲斐かいがあったと思いますがいかがでしょうか?
 誰もがお金にならない表彰を受けても喜ばないと言ってましたが、人って承認欲求を多かれ少なかれあるもので、自分がしてきたことが評価されると、たとえお金をかけてなくても、公的機関やある程度の地位にある人から評価されれば嬉しいものです
 自分の確固としたポリシーがあるのであれば、自分の考えを相手に伝えた上で、そんな立場のある人からの表彰を辞退するのは、それはそれでカッコいいと思います
 辞退もせずに受けて、実入りがなければ「無駄」と吐き捨てるのはカッコ悪いですよね ┐(´-`)┌ヤレヤレ

断らずに受け取った賞をけなすのはカッコ悪いですよね〜

■競争社会からの脱却

 コロナ禍が収束しつつある今日こんにち、売り手市場となり、求職者は仕事の選択肢が増え、その結果、どこの企業も人手不足に陥り、求人募集に苦労をしています
 給料が高ければいいかというとそうでもないみたいで、残業が少ないなど自分自身の時間を大切にしながら働きたいと思っているそうです
 特に新卒となるZ世代は、長く続いた不況の中で成長したこともあり、保守的で安定志向だといわれています
 また、仕事に対しても自分の価値観に合うことを重視するそうで、これまでの競争社会の中で働くことより、やることの意義を大切にしたい意向が強いみたいです
 平成バブル期を社会人として過ごした中高年齢者とのギャップが激しいですが、これからの次代を担う世代はZ世代になります
 従来のやり方を強制するのではなく、どうすれば価値観を持って働いてもらえるかというところをクローズアップして成長をサポートすることが、Z世代を受け入れる側の役割だと思います
 競争社会から共創できる社会へと移行していく時期が訪れているのだと思います

次世代にバトンタッチするために価値観を共有し、共に成長できるような仕組みが必要です

■未来へとつなぐ共創の戦略

 冒頭である人の国からもらった賞を批判したことに対して疑問を呈し、前の章ではZ世代の特性について触れました
 これには意味があります
 Z世代は承認欲求が強い傾向にあるからです
 それなりの実績を持たれた人には大なり小なり発信力があるため、「表彰は無駄」と切り捨てることは、承認欲求の強いZ世代を切り捨てているのと同じことだと言えます
 過去に1つの大きな実績を残したとしても、その実績にすがっているのであれば、一発屋といわれた歌手が同じ持ち歌を延々と歌って何年も活動するのと同じだと思っています
 次のヒット曲を生み出すためには、今までとは違ったアイデアが必要となります
 そのためには若い世代の感覚をどう巻き込むかが必要ではないかと思います
 特に過去の成功事例をもつ人は「実績のある自分の考えが正しい」という思い込みから、自分の意見と異なる他の有用な意見を排除する傾向が強いです
 こうした思い込みで他の意見を排除している限り、次の世代の有望人物は誕生しません
 冒頭で東京都知事選のことに触れましたが、全ての立候補者が質が悪いとは言いませんし、立候補者の中には、若いのに本当に日本の未来まで考えている素晴らしい立候補者もおります
 政治離れ、地方離れの原因は様々ですが、ご意見番が口出し過ぎて若い世代が活躍する場面がないとなると他の場所に移り住みます
 そうなると地方も政治も衰退するしかないのです
 若い世代とどう手を組んでいくか、それぞれの年代の強みを活かし共創する戦略が、これからの時代には必要かなと思います

それぞれの年代の強みを活かした共創の戦略が必要です!

 おかげさまで”Pro Bono さの”としてnoteを始めて1周年となりました!
 いつもご覧いただき、本当にありがとうございます!
 次回は、1周年記念としてまして感謝祭企画(といってもプレゼント企画はありませんがw)とさせていただきます!

※参考にした文献


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Pro Bono さの
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