株式会社「わたし」
今年は桜の開花が遅かったのですが、ようやくここに来て満開になりましたね
訪れた通りでは桜並木が花満開に咲き乱れています
この界隈ではいませんでしたが、インバウンドでにぎわっている場所で咲いている桜には外国人が写真を撮っている様子が見られ、四季が楽しめる国は日本以外で余りないそうですので、桜は海外の人には貴重な体験なのかも知れませんね🌸
さて、今回のnoteは、桜とは関係のないお話ですが、過去のnoteでVRS(=一般社団法人バリュー・リノベーションズ・さの)さんと一緒に企画させていただいたワークショップ「ミライのシナリオ」の中で「株式会社『わたし』」というカリキュラムがありましたが、今回はその「株式会社『わたし』」をテーマに書かせていただきます
「ミライのシナリオ」のことを書かせていただいたnoteは下記のリンク先↓↓からご覧ください
■「株式会社『わたし』」誕生のきっかけ
VRSさんと協働で企画した「ミライのシナリオ」は、もともとはお金がないから不幸せ、給料の高い仕事はやりがいがある、と言った誤った認識で自分の可能性を狭めている人が周りに少なからずいたのがきっかけで、「おかね」と「はたらく」をテーマにしたワークショップを考えたいという”Pro Bono さの”からの提案で「ミライのシナリオ」が誕生しました
”ミライのシナリオ”は、単なるお金儲けの話をするワークショップをしても何か胡散臭いだけなので、「おかね」だけではなく、「はたらく」や豊かな人生を全うすることに繋げたかったので、お金について書かれている本をネットショップで買い漁ったり、図書館で借りまくったりして、時間を見つけては本を読んでいました
最初は「おかね」「わたし」「はたらく」を知っていただく3部構成で考えていましたが、その構成では「おかね」と「はたらく」が自分ごとにならないのではということで、何かいいアイデアはないかと考えていたところ、東洋経済さんのある記事を見つけました
その記事がこちら↓です
その最初の見出しが”「人生は経営」が一番しっくりくる”となっていたので、ちょうどミライのシナリオの構成を考えていたときでもあり、思わず読んでしまいました!
この記事はなるほどと思える箇所が随所に散らばっていて、この記事がきっかけとなり、株式会社「わたし」構想を”ミライのシナリオ”に取り入れさせていただきました
■Pro Bono さの流「株式会社『わたし』」とは
後で知ったのですが、この手の構想は他にもあったみたいで、他では「自分株式会社」などと言われていますが、”Pro Bono さの”は「株式会社『わたし』」とさせていただきました
その理由は、関西では「自分」という言葉は、一人称の「自分」という意味もありますが、二人称の「あなた」という意味の「自分」も使うため、あえて一人称を強調するため「わたし」とさせていただきました
この株式会社「わたし」は、自分自身を会社だと見立てて、自分の長所や性格を「セールスポイント」を活かしながら、自分の使えるお金と時間を有効活用して、自分がやりたいことを事業化していくもので、そこには経営者目線に立って、自分を経営(コントロール)するものです
自分のことは自分が一番よく知っていると思われる人もおられるでしょうが、案外、自分のことは自分が一番知らないものです
”ミライのシナリオ”は「わたしの学校」と題したカリキュラムもあり、そこでは個性心理学を取り入れて、深層にある自分自身を掘り起こすこともしましたが、講師に言われて初めて自分のことを知ったと言われた方も多かったので、やはり自分のことは知っているようで知らないのだなと感じました
話はそれましたが、自分のことになると結構後回しにする人も多い一方で、何かあると自分の存在意義を認めてほしいところもあるのが人の特性であり、それが世の常なのです
自分のことなので本当は「自分ごと」になっていないとおかしいのですが、そうは言っても行動に移さないケースが多いため、本当の意味での「自分ごと」にはなっていません
だから、自分のことを仕事を任せられた人のように「やらなければ」という気持ちを奮い立たせるため、「株式会社『わたし』」として会社運営をするつもりで自分経営をしてもらおうとしたのです
■「株式会社『わたし』」のメリット
「わたし」を会社化にすることで、
会社化するとは言っても実際に法人登記をするわけではないので、自分の心構えだけのお話になります
この「株式会社『わたし』」は、人生そのものじゃないかなと思っています
例えば、社会人になって会社勤めしたとき、上司や先輩から仕事のやり方を教えてもらったりしますが、時には行き過ぎた指導でハラスメントを受けることもあるかも知れません
どこまでハラスメントを我慢すべきかという判断は、会社経営の視点から考えると撤退するボーダータインを基準にするを分かりやすいのかも知れません
また結婚の場合、いつまでも付き合っていた頃の甘い関係でいることはできないことが多いため、共同経営という観点を織り込むことによって、最初の小さなズレが生じた時にお互いの認識のズレを解消したり、お互いが良いものを作り上げていくパートナーとして自分が正しいという固執した考えから、お互いを認め合う大事なパートナーであると思えるようになるでしょう
本当に豊かな人生を送るためには、なんとなく「今」を過ごしていても未来につながることはありません
今できること、いえ、今しかできないことってたくさんあります
いつまでも時間があるわけではありません
やりたいこと、できることの賞味期限ってありますので、人生の終盤を迎えようとした時に後悔しても後戻りできません
その人生の終盤とは、年齢や病気の有無に関係なく、誰もいつ訪れるか分かりません
だからこそ、「今」を大事に生きていかなければならないのです
今回のnoteを読んでいただいて納得していただいた方は、今日からでも遅くないので「株式会社『わたし』」を立ち上げて自分経営を始めてください
では、また👋
今後の活動の幅を広げたいので、よろしければ、あなたのサポートをお待ちしております。いただきましたサポートは、活動費として有意義に使わせていただきます<(_ _)>