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レッドオーシャンな新規事業のPRプランを考えた、勝手に広報塾#3@ism

こんにちは!広報塾運営メンバーで、「猪突猛進なりらっくま」こと、おかりんです。
人に迷惑をかけないよう気をつけていますが、何かあれば教えてください。よろしくお願いします!笑(※猪突猛進=目標決まると猛ダッシュで走り出す、リラックマ=一見おっとりしてそうだが、中身はおっさん)

7月3日(水)、第3回目の広報塾が開催されました。
毎回モデル企業の課題に対して”勝手に”広報施策を考えようという本企画。

今回のモデルサービスは、合同会社DMM.comの献立提案アプリ「MENUS(メニューズ)」。競争の激しいレッドオーシャンの新規事業です。レッドオーシャンの市場では、どんなPRプランを立てたら良いのかを実際に体験して学ぶことは、とても貴重ですね。

MENUSとは
病気予防、体調管理、アレルギーはもちろん、好き嫌い、余り物、旬の食材などを考えた家族が安心できる献立提案アプリです。管理栄養士が監修した400通り以上の献立をAIが提案してくれるので、毎日の献立に迷いません!

*MENUSの特徴と、抱えているPR課題*
特徴
・性別や体重から献立提案を受けられる
・複数人いる家族に対して、全員の栄養情報や趣味嗜好が合った献立提案を受けられる
・その日の体調や気になる症状から献立提案を受けられる
・買い物メモでお食材の買い忘れが防げる
ユーザー属性
・7割のユーザーが、家族を持つ既婚女性
・家族の健康を意識する、生活感度の高い主婦
・食、健康に投資できる世帯が多い
PR課題
課題:”コアユーザー”になりえる、新規ユーザーの獲得
目標:DL後の継続率(リテンション)が高く質の良いユーザーの増加
主なターゲット:MENUSを知らない30代〜50代の女性


MENUSのユーザー属性や特徴・強みが載っているサービスガイドを参考にしたり、同サービス担当のまなてぃさんにわからないことを聞いたりしながら、1時間でPRプランを考え、形にしました。

それでは、年代や業種業界、広報歴が異なるメンバーで構成された、5チームから出たアイディアをお届けします!アイディアへのフィードバックは、まなてぃーさんと、THE BRIDGEのライターでもある、広報塾運営メンバーのせきこさんが担当しました。

◆A グループ 『#パパ1週間チャレンジ』

コアユーザーであるお母さん世代は、毎日の献立を考えるのが大変……。
このアプリがどれだけ子どもがいる女性の負担を楽にするのかを、DMM.comの男性社員に知ってもらい、社内のファンを増やしたいという思いを形にしたAグループのPR施策。

1週間分の献立が記載されたフライヤーを該当社員に配布し、1週間ご飯を作り、Slackで報告するというもの。達成できた人は参加賞がもらえる。母の日に合わせるなど、季節のキャンペーンで盛り上げていきたいと考えたそうです!

*フィードバック(まなてぃ)
社内でのPR施策は考えていなかったです!パパがチャレンジを継続させられる仕組みも考えられると良いと思いました。


◆Bグループ 『美味しさと健康をつなぐ、ひろがる、よろこぶ』

コアユーザーの趣味や行動パターンを具体的に考えてみたBグループ。

週末はシェア畑で野菜を作ったり、ふるさと納税で特産物を得ていたりと、お金と時間に時間のある人を想定。

考えた施策は、シェア畑運営会社と連携し、畑内で採りたての野菜をMENUSの献立プランを使って料理するイベントを3ヶ月に1回のペースで開催。この過程をSNSに投稿し、MENUSを知らない関連ユーザーへの認知を広げるというもの。

また、ふるさと納税で野菜を配送している事業者とも連携し、旬な野菜を使った献立を楽に考えられるよう、MENUSのリーフレットも配布するよう整備。

美味しさと健康が、つながり、ひろがり、よろこぶ。使ってくれるユーザーが、MENUSを通してこんな風に体感してほしいという思いから生まれたアイデアでした!

*フィードバック(まなてぃ)
オフラインイベントは何度かやったことがありますが、このような切り口は実施したことがないので試してみたいです。

*フィードバック(せきこさん)
PR施策にタイトルを付けたのがすごくいいですね。色んな人を巻き込むためには、PRタイトルから面白そう、と思ってもらう工夫も必要です。


◆Cグループ 『”ちょっとやらなきゃ”を支えます』

Cグループでは、30代〜50代のMENUSをまだ知らない女性のうち、家事(料理)を”ちゃんとやらなきゃ”と感じている、子育て意欲の高い方にリーチしダウンロードをしてほしいと考えました。

施策は、”献立を考えるスーパー”や、”夜ご飯を手軽に済ますために行ったファミレス”など、子どもや献立に思いを馳せる場にMENUSのステッカーを貼りMENUSを知ってもらうのが一つ。

また、小児科や塾などには、アレルギー対応や免疫力アップの献立など、アプリの特徴を語る小冊子を置くというアイディアがありました。

実施する期間は、大型連休や長期休暇など、家事の負担が増えるタイミング。子どもの健康は考えたいけれど献立は考えたくないという方に、”ちゃんとやっている”という、自己満足感をアプリを通して提供したいという思いから出たアイディアでした!

*フィードバック(まなてぃ)
ユーザー分析が完璧ですごいです。当社でもやりたいと言っていた施策でした。逆にどうしてここまでユーザーの深掘りができたのかを知りたいです。

*参加者
私に子どもがいるのですが、妻がいつも「ちゃんとやらなきゃ」という思いで家事をしてくれていることを思い出しました。あとは子どもがいる女性が、SNSでそのような思いをつぶやいているのを見たことがあります。だからこそ、その負担を楽にできたらなと。

◆Dグループ ワーカーママの子どもを夏バテさせない!お助けレシピ

Dグループでは、30代女性で既婚・小学生の子どもがいて働いている女性を対象にアプリをダウンロードしてほしいと考えました。
施策は、MENUSのアンバサダーとなってくださる方を募り、アプリの紹介や使った感想をブログを通して発信してもらうというもの。期間は7月〜8月。子どもの夏休みが始まり、ご飯を作る回数が増える時期。夏バテせず栄養価が高い献立の認知を拡げます。

本当の便利さを、実際に使っている方から届けていだだくことで口コミを広げ、ワーキングマザーを助けたいという気持ちからのアイディアでした!

*フィードバック(まなてぃ)
こちらもユーザー分析が完璧ですごいです。ちなみにブログを選んだ理由を教えていただけますか?

*参加者
資産が貯まるからです。流行っている媒体は廃りも早いので、ブログを通して価値ある記事を残し続けていきたいと思いました。

*フィードバック(せきこさん)
広めていくためにと考えると、飛び道具(Twitter/Facebookなどのコンテンツが流れる媒体)から始める人が多いです。だからこそ、息が長くてストックされ、導線設計の受け皿となるコンテンツ設計は大事ですよね。

◆Eグループ 広く×深くの3本柱

30代〜40代のライフハック志向のある男女をターゲットにしたEグループ。
タイトルの「広く×深くの3本柱」は、

・広く
健康志向の強いジムユーザーに広めるため、ジムと組み、パーソナルトレーナー経由で会員にアプリを勧めてもらう。②Tech系のインフルエンサーに利用してもらいSNS等で口コミを広げてもらう。

・狭く
③「広く」の施策でMENUSを知ってもらったユーザー限定のオフ会(コミュニティイベント)へ、3ヶ月に1回招待する。
というもの。

新規ユーザーの獲得とファン化を狙ったこちらの企画は、まずは1年間限定で成果を見てみたいとのことでした!

*フィードバック(まなてぃ)
ジムの施策、ユーザーさんにMENUSの強みも伝わるから嬉しいです。オフ会はどのような内容を考えていますか?

*参加者
3ヶ月に1回、エクササイズを取り入れた座談会を行っていきたいと思っています。健康、筋トレ、睡眠に気を使っている且つ仕事をバリバリしている人が、MENUS使っているという見せ方だと新しいユーザーの獲得に繋がるのではと思います!


◆総評〜まなてぃさんから〜

最後に。MENUSサービス担当のまなてぃから総評をいただきました。


みなさんと一緒に、どうしたらMENUSがより多くの方に届けられるかを考えられて嬉しかったですし、とても楽しかったです。社内スラックとかやってみたいですし、いただいたアイデアを参考にしていきたいです!

そして、会の終わりは参加メンバーで記念撮影。PRのLTポーズでぱしゃり。

参加してくださった皆さん、ありがとうございました!

次回は9月に開催予定です。
詳細が決まり次第connpassにて告知します!ぜひお気軽にお越しください。

▼広報塾#3のtogetterまとめです!よろしければご覧ください〜。


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