海を越えたり越えなかったり、思い願い

ニュースを見て「マジか」と思いつつも、どっかで「こういうこともあるか…」と思ってしまった。

「元々人工妊娠中絶には厳しく、カトリックの価値観を重視する政党が政権となったことでより厳しくなる見込み」という話を聞いたときに飲み込めてしまうのは、私が宗教に疎いからなのか。これに対してのデモは2日目に突入しているらしい。その行方を見守りたい。

私は率直にこう感じた。この保守派が「保守」しようとしているのは、カトリックの教義であるということのほうが、日本の保守派が「保守」しようとしているものよりも有形に思えて、まだ意味がわかる。理解はしたくないけど。

ポーランドではリプロダクティブヘルスアンドライツよりカトリックの教義が優先されているとき、日本では何がリプロダクティブヘルスアンドライツに先立っているのだろう。

子供さえ守れない国なのか。「若者の性被害」の調査がされたことがなかったということは、なかったことにされてきたのだろうか。

揺れながら、直線ではなくも進んでいくと信じるしかない。


カトリックだけでなく、世界には様々な教義があるから、世界中でいろんな人が権利を享受できていなかったりするんだろうな。そこまで視野に入れられるようになってこそ、フェミニズムが達成されるんだろうな。

直接支援はできないと思うけど、遠くから、まずはポーランドへ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?