私のアトピー性皮膚炎の体

ちょっとだけ性の話。

シスヘテ男性の話を聞きたくない方はブラウザバック推奨です。




肌の悩み。

私はアトピー性皮膚炎で、とくに背中やお尻にかけてめちゃくちゃ見た目が悪い。

そこで困るのがお風呂の問題。高校の時の修学旅行では積極的に皆と違う時間帯にズラしたり、そもそも皆が行く大浴場を避けて部屋のシャワーですませたりしていました。

昨年はいつ父親の実家に帰ろうかという話がかき消される状況となりましたが、普段帰省で利用している旅館でもある時から人目を気にして自分だけ部屋のシャワーを使うようになりました。あと海の近くで塩分濃度が濃いのも不安点ですし。

温泉そのものは肌にいい可能性もあるんですけど、それに気兼ねなく入れないというのは厳しいものです。

他にも上半身裸になる場は難しいよね。

例えばプールとか海。症状が厳しくなってきた高校時代にはプールの授業が無かったのが救いですが、これからしばらくは行けないでしょう。まあそもそもあんまりプールや海に行きたいとも思わないですが、付き合いでも行けないというのはやっぱり残念なこと。

あと地味ーに厳しいのがホテルや旅館の寝具。真っ白いベッドに血を付けてしまう可能性があるんですよ。実際今の自分の部屋のベッドのカバーには無数と言わないまでも血の跡が。


元々体はだらしないのですが、アトピーによってこの体を見せにくいなあという思いは強まります。

それでね、ネット上で性とアトピーの話を見つけようとすると気づくことが、なぜかそういう話は「(ヘテロ)女性」の患者さんの話ばっかり出てくるんですよね。「『彼氏』が受け入れてくれるように」みたいな。

「あれ、男でアトピー性皮膚炎は詰み…?」

みたいな気分になります。

まあ実際はそんなこともないんでしょうが、ただこの体を受け入れてもらうのはハードルが高いなあという感じがします。

この体を見せられないという気持ちは対人の性行為への恐怖感にもつながっているかも。そういえば「男性」の「性行為」への「恐怖感」についてネットで調べようとしてもこれもあんまり出てこないんだよなあ。なんでだろうな。

いつかもう少し何か性的なことを経験したらそういう記録も残しておきたいな。アトピーの話も含めて。


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