夜の野山で野宿してみた話。(体に迫り来る「ナニか」)[四国・高知県]
高知県仁淀川町の野山
先週高知県の仁淀川町目指す旅をして、
公共交通機関がないような、 日本の秘境を探検するようなバイク旅をしたのですが、
やはりこういう、ちょっとした冒険チックな旅をしていると、 自分が生活している生活圏では経験できないような出来事がたくさんあって面白かったです。
カプセルホテルなんかない
結局、仁淀川の付近には 予約なしで泊まれるような宿は 見つけきれず、 日が真っ暗に落ちた夜にキャンプ場に到着。
真っ暗でテントを張ることは諦め、 虫除けと灯りのための火だけを起こして一晩寝ることにしました。
夜中に体にせまる「アレ」
夜中にフクロウを同士が鳴き合うコミュニケーションを聴きながら、 四国のプラネタリウムのような星がたくさん見える夜空を見ながら寝ていたのですが、
すると、キャンプ場の木から、 何かが「ボト」・「ボソッ」っと落ちる音が聞こえていました。
ボトッと落ちた(何か?)が、 キャンプ場の枯葉の上をカサカサと歩く音が聞こえます。しかも、その音は寝ている私の方に近づいてきてます。
夜中の山中の暗闇で寝返りをうつ 私の膝の上に、 何やら固くて ズボンを通り越して刺さる感触が……
「カブトムシか、何かなのか……?」
と思い、 おもむろに膝の上にある、硬い何かをつかんで、 その辺の草むらに投げ飛ばすと、
ジジジジッ!!!ジジッ!!……
と 暗闇の中に響く怪音!!
セミが数匹、私の体にたかっていましたww
暗闇の中、木の上からボトボトと 草むらの上に落ちている音は、 幼虫から孵化したての、 (羽が乾いていない、まだ飛べないセミ)だったのです。
「そうか~四国の山で 野宿したら、 驚くほど綺麗な夜空が見れて、そして体にセミが降ってくるんだなww」
というのが、よくわかる夜でしたw
(羽が乾いてないセミが何故人間に集まるのか?は謎でした)
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