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劇場版鬼滅の刃を見ました
年末なので書きかけてたネタを出していこう!
映画を見たのは2ヶ月前。
あまり肯定的な印象では無かったので、あえて書くまでも無いかと思ってたのだが、かと言って感じたことを残しておかないと忘れてしまうので。
息子の感想は「面白かった」
どこが、と聞くと、
はじめの「うまい、うまい」のとこ。
わかる。
「戦ってるとこはあまりよくわからなかった」とのこと。
そうだろうね。ある意味安心した。
娘は「・・・」
自分の考えをあまり教えてくれないので、これはいつも通り笑
ここからは自分の意見。
まず、隣の高校生くらいの男の子が引くほど泣いていた。そのせいか自分は文字通り引いてしまった。変に。
なんか、どこかの安っぽい自己啓発セミナーで洗脳受けてるみたいだなと…
映画館という暗闇の中で
トラウマの掘り起こし。罪悪感。懺悔。心象世界への没入。過去との決別。自己犠牲。
これは子供たちに見せて良い映画なのか?
子供向けなのは最初の少しだけ。
正義や理想、誰かを守るためなら、自分を殺しても良いのか?
こういった問いかけをしていました。自分に。
世のため人のため命を捨てて戦うこと、
子どもが。
子どもがそれに憧れを感じるのは、
まだわかる。
大人が一緒になって持ち上げるのは、
違和感しか無い。
子供達が自分の命をすごく粗末に扱うシーンが多い。特に炭治郎。心象世界での行動、夢からの脱出のために取った行動。
寒気がした。
何かが欠けてる、
この子は、
この世界は。
欠けてるのは大人の存在。
傷ついた少年を守る大人がいない。
命の大切さを教える大人がいない。
どこの世界の少年兵の話だよ。
崇め奉るなよ!美化すんなよ!
大人が一緒になって。
横で観てた少年がガチ泣きしていた。
何に泣いてたのだろう。
少し心配だ。
自分は原作を見ていないが、救いはあるのだろうか。あって欲しい。
作品を否定するつもりも、熱狂する子供たちを否定するつもりもない。ただ、一緒になって騒ぎ立てる大人達やメディアは何なん。
ああ、だから書きたくなかったんだよ…
主題歌は良かったです。文句無しに。
あとは文句だらけですみません
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