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人生を楽しむ達人!

つい先日、家族4人で科学博物館に遊びに行ってきました!

自宅からバスを乗り継いで一時間ほどの距離にあるその科学博物館は、子どもたちがもっと小さい頃には比較的よく訪れていたのですが、数年前にコロナが流行った頃から人の多い場所は避けるようになり、その後もなんとなく再訪の機会がないまま、気づけばなんと最後の訪問から三年近く経っていました。

今回三年ぶりに訪問するきっかけとなったのは、我が家の次男。次男が夏休み前に学校からこの博物館の夏の催し物のチラシを持って帰ってきて、「久しぶりに行きたい!」と言ったのでした。ちょうど夏休み中は通常の展示以外にも、期間限定で昆虫をテーマにした特別展示も開催されるとのことで、それに特に興味を惹かれたようで。

しかし夏休みといえば、先日の投稿でも書いた通り、今年の我が家の夏休みは初日から次男の手術と入院が控えていたので、まずはそれが無事に終わって順調に回復してからだな、という心持ちで、次男にも無事手術を終えて回復したら行こうね、と約束をしました。

その後体調は無事回復してきていたので、私と夫も親として子どもとの約束を果たすべく、具体的にいつ連れていこうかとスケジュールを検討していたのですが、数日前のある日、お昼近くになって、会社に出社していた夫から急遽連絡が入り、「今日、午後休がとれそうだから、午後から博物館に行くのはどうか」と打診があったのでした。今日はちょうどなんの予定もなかったので、急遽夫の提案に乗ることに。その場で子どもたちに伝えたら、子どもたちも「やったー!」と大喜び。

子どもたちに先に昼ご飯を食べさせている間に夫は一度帰宅して、身支度を整えてから四人で出発。バスの乗り継ぎもスムーズで、一時間後には無事現地に到着できました。

小さい頃に何度も来ていた場所なので馴染みはあるけれど、三年ぶりでもあるのでどこか懐かしさを感じたり。入口で館内を回るクイズラリーへのエントリーをして(このクイズラリーも過去に何度もやったなぁとここでも懐かしい気持ちに)、いざ入館。まずは一番のお目当ての昆虫展を見て回り、その後はテーマ別に分かれている五つのエリアを順番に見て回って、それぞれのテーマ部屋でクイズラリーのクイズにも答えて。子どもたちは終始テンション高く館内を動き回って見て回っていました。

私と夫からすると、久しぶりとはいえ何度も訪れた場所なので、すべての展示に馴染みがありそこまで新鮮さはなかったのですが、子どもたちにとってはまだまだ興味を惹かれるところがあったようで、終始楽しそうで、連れてきた甲斐がありました!一度一通り館内を回った後には、休憩室で持参したパンをおやつで食べて休憩。すると、特に次男は「もう一度展示をちゃんと見たい!」と言って、再度館内を回ることを希望したので、家族でもう一回館内を回りました。

前置きが長くなりましたが、今日は、そのあとに起きたことが、とても印象的だったので、それを書いておきたくて。

博物館での時間を目一杯楽しんだ自宅への帰り道で、次男が「今日は楽しかったー!」と嬉しそうに声を上げていて。それも一度や二度ではなく、自宅に着くまでの一時間、ふとした瞬間に「楽しかったー!」「今日は行けてよかったー!」と何度も喜びを声に出すんです。

さらには家に到着して、その後夕飯を食べている間も、寝る時間までリビングでくつろいでいるときも、ふとした瞬間に「今日は楽しかった!」「今日は行けてよかった!」と繰り返すんです。

私は、そんな次男を見ていて、すごくいいなぁって思ったんです。

そうやって楽しかったこと、嬉しかったことに目を向けて、ときにはそれを何度も振り返って、改めて噛み締めて幸せそうにしている次男を見て、すごくいいなぁって。

例えば、目の前にある景色や起きた出来事は同じでも、それをどう受け取り味わうか、どう楽しむかはその人次第。この日の次男は、目の前にあることを自ら楽しみにいっていたし、それをあとから何度も味わって楽しい気分になっていた。

今日の次男こそ、人生を楽しむ達人!と思いました。

そしてそれを心の中で味わうだけでなく、言葉に出してくれたことで、一緒に行ったこちらも嬉しい気持ちになったり、連れていってよかったなって思えたので、さらにみんながハッピーに。

次男のこのマインド、周りに目を向ける視点、味わい方、私も改めて見習いたいなって思いました!

(ちなみに一緒に行った長男も、次男とはまた違う形で博物館を楽しんでくれていたし、「楽しかった!」と言ってくれていたのですが、今回は次男の喜びようが異様に目立っていたので、思わずこんな感想を抱きました。笑
人それぞれ物事の味わい方楽しみ方があって、表現方法もそれぞれ、優劣はないと思います^^)

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