マガジンのカバー画像

プリちゃんの人生・考え

198
アーティストとして生きていく成長日記。これまでの人生や考えを残しています。
運営しているクリエイター

#日々の気づき

暗闇を照らしゆく、灯台のような人になりたい

「どんな日々が続いていたとしても、これから幾らでも輝いていける」 *Episode 0* はじめまして。noteをご覧いただいてありがとうございます。 私は東京を拠点に活動するアーティスト、Priscilla Lei。トランスジェンダー女性として生きることにも奮闘中。みんなからは「プリちゃん」という愛称で呼ばれている。2016年から5年間、『心に灯す光と色彩のパレット』という創作テーマのもと、"絵画のような写真・フォトアート"の創作活動を行う。 具体的に説明すると、日

縁に生かされている感謝が深まった、広島滞在のこと

6/16~6/18の日記。山口・岩国市を離れた私は広島・宮島へ。真夏日のような快晴で、朝に宮島口から出ているフェリーで向かう。シンボルでもある、大鳥居を見てみたかったのだけど、2022年内は大規模修復中らしく、、全体をハッキリ見ることができなかったのが残念。それでも、さすが日本三景・世界遺産・神の島。情緒あふれる町並みや海岸、そして至るところにいる鹿たちが、不思議な島の魅力を醸し出していた。 ちなみに、私の出身は大阪であったものの、鹿がいる奈良公園には訪れた記憶がないため、

"火の国"と呼ばれる熊本滞在、はじめての阿蘇は霧世界だった。

5/9~5/14の日記。水のイメージが強かった長崎を離れて、フェリーで熊本に向かう。現在、一ヶ月かけて人生初の九州一周にチャレンジしており、福岡・佐賀・長崎ときて、次なる目的地は"火の国=肥国"と呼ばれる熊本県。これだけで、火のイメージが私の頭の中で浮かび上がった。県から県へ移動するときは、基本的にバスや鈍行列車。それぞれの滞在期間は短くて3日間。長くて6日間ほど。この九州を巡っていく中で、県ごとに色んなカラーがあることを改めて知り、それが「とっても面白いな」と感じていた。熊

平和都市・長崎を初めて訪れて、見えてきたこと。

5/6~5/9の日記。佐賀県・唐津市を離れて、長崎へ向かった。2両しかない車両にガタゴト揺れて、乗り換え2回の3時間コース。向かう途中の天気は、霧のようなグレーで、ほんの少し小雨もポツポツと降っていた。まるで、創作においてモヤモヤを抱えている私の心境のような空模様。でも、長崎・東彼杵郡(ひがしそのぎぐん)と呼ばれるところにある、千綿(ちわた)駅へ近づくにつれて大村湾が見え、あれほど鈍色だった空模様も、嘘みたいに少しずつ晴れてきたのだった。目的地の駅に到着してホームに降り立つと

涙を乗り越えて迎えた、2歳のバースデー

3/7の日記。2020年生まれの姪っ子ちゃんが3/5で2歳のバースデーを迎えたので、お祝いのため妹夫婦の家へ向かう。「どんなものが喜ぶかな〜」とプレゼントに迷ったものの、結局いくつか用意して渡すことに決めた。ダッフィーのぬいぐるみと、クラファンで支援したパンダの絵本と、姪っ子ちゃんが大好きなお菓子という3点セット。「2歳おめでと〜!!」とお正月ぶりに姪っ子ちゃんに再会してみたら、髪も長く伸びて、かわいさが増し増しになっていた。色の単語をいくつか話すようになって、成長に感動。。

自分が満たされた分だけ、周りに優しさのお裾分け

3/6の日記。優しさは自分にも贈ってあげていいものだと思う。そうしてあげることで、自分の心は満たされていく。ご自愛の精神。満たされたとしたら、今度は縁する周りの人へ優しさを存分に贈ることができるから。見返りを求めることもしないし、只、自分がそうしたいからする。という良いマインドで取り組める。でも、もし自分が満たされていないのに、優しさを周りに贈ろうとしたら。きっと空回りすることが多くなったり、「なんで、私ばっかり。。」と不平不満が出てくるようになって、心が満たされなくなってし

発信したい内容は、自分で決めることができるから大丈夫。

3/4の日記。そういえば先日。日本橋個展に訪れてくださったフォロワーさんから「言葉を発信することって、恥ずかしくないですか??」と聞かれることがあった。私はSNSで自分の気持ちや考えを発信することが、呼吸をするかのような感覚になっているので、"恥ずかしさ"という感情はすっかりなくなっていた。只、その質問を受けたときに、遠い過去を振り返ってみる。そうすると、10年ぐらい前のSNS始めたての時期には、私も"発信が恥ずかしい"という感情は持っていたことを思い出したのだ。「変に思われ

優しい味がする、レモンパウンドケーキ

3/2の日記。日本橋個展を無事に終えて、ホッと一息。ふと、在廊中に頂いたレモンパウンドケーキのことを思い出して一口かじる。ほのかな優しい味が口の中に広がる。このケーキは、個展最終日に初めてお会いした方から受け取った贈り物。私はプレゼントは何でも嬉しい。どれも「喜んでもらえるかな。。」という気持ちが込められているものだと思うから。在廊中は物凄くエネルギーを消耗するので、中でもドリンクやスイーツ系のフードは本当に本当に有り難くて。。このレモンパウンドケーキを受け取ったとき、ちょっ

静かに温かく照らす、Spicaのように

3/1の日記。2/2から始まった日本橋個展も、いよいよ最終日を迎えた。「もうこの展示空間とは見納めかぁ」。そう思うと、物凄く"刹那"を感じる。でも、それと同時に私が感じるのは、終わりがあるから、また新しいスタートが待っているということ。だから、ダラダラと続けるよりも、こうした小さな区切りがあったほうが良いのかもしれない。在廊時間がいつもより一時間早いこともあって、想像以上に時間は一瞬で過ぎていった。最後の最後まで、作品を観に来ていただいては笑顔でお見送ることができた。訪れたお

励まし、励まされる。気づきと学びの循環

2/26の日記。日本橋個展も、ラスト3days。心地よい在廊のあとは、久しぶりに友人たちと電話。一人目は励ましを贈る側で、もう一人は贈られる側だった。私は、人間関係が一番複雑で難しいものだと思う。抱える悩みの大半が、そうなんじゃないかって。実際、今回の悩み相談も、このトピックだったし。電話した一人目の友人が抱える悩みを私に打ち明けてくれたとき、なんだか嬉しい気持ちになった。なぜなら、心のモヤモヤや弱音を誰かに話すって、だいぶと勇気がいるものだし、誰にでも話せることじゃないと思

優しい世界を拡げるために、今いる場所で私たちにできること

2/25の日記。毎日使用するTwitterで、とっても悲しいニュースを知った。この2022年を生きている今でも、争いが絶えないことに静かな怒りを感じる。私は日本の東京に住んでいて、「この平和な日常は本当に当たり前ではないんだ」ということを再確認した。昔はイメージが掴みにくいからどこか他人事のように感じていたけれども、今はSNSで瞬時に世界中の情報をキャッチできる時代。現地からのリアルな発信一つ一つがタイムラインに流れてくるお陰で、「私は今ここで何ができるのだろう。。」と自分ご

相手に優しく、自分にも優しく。

2/24の日記。相手に優しく接していく分、同じくらい自分自身にも優しく労ってあげることは大切。心が充分に満たされていないと、優しさを保つ余裕がなくなってしまうもの。だから、定期的にセルフチェックをして、"自分を労る時間"を作ってあげる。私の場合は音楽や読書、創作活動、美しいビジュアルを見て過ごす時間が大好きなので、どっぷりと浸って心の潤いを満たしていく。たぶん、身体を動かして発散していくタイプではなくて、五感に気持ちの良いものに触れることで、心の内側から浄化していくタイプなの

来月には桜が咲くんだって

2/21の日記。ひたすら目の前のことに全力を尽くしていると、日付感覚がすっかりなくなることってありません?気付けば大好きなスタバでは、サクラのシーズナルメニューが並んでいる。東京では3/19に桜が開花するとのニュースもキャッチ。「そうかそうか、もう桜が咲いていく時期がこれからやってくるのね。。。」と、しみじみ思いながら日記を書いている。今は冬から春へ向かっていく最中。2022年の春は、どんなことを感じる季節となるだろう。花開いた桜を見て、どんなことを思うのだろう。毎年、同じも

作品や展示に興味を持ってもらえるために、地道にコツコツ

2/18の日記。「どうしたら作品に興味を持ってもらえるのかな?」「どうしたら展示に足を運んでもらえるのかな?」。こういった問題をクリアにするために、今日も今日とて試行錯誤。有難くも現在は、東京・日本橋で個展をさせて頂いてはいるけれど、毎日の発信や勉強は欠かせない。世の中には本当に素敵な作品を発表する方は星の数だけいて、そんな中で自分の創るものに対して、好きになってもらえることや、主催するイベントに足を運んでくださることは奇跡のようなもの。昨日の成功が、そのまま明日の成功に繋が