クリスマスっぽいデザインとは?特徴を押さえておこう
こんにちは、印刷マスターです!
ハロウィンも終わり、この頃いつも見慣れている景色の中やテレビのCMでも、クリスマスを感じさせるものが増えてきているのはみなさん感じているのではないでしょうか?
クリスマスに向け、装飾はもちろん、配布する印刷物等、さまざまなものをコツコツ、準備しはじめている方も多いと思います。
今回はこれだけおさえておけば
クリスマスらしさを存分に演出できるポイントをご紹介します。
■ クリスマスのデザイン特徴
① クリスマスを感じさせるフォントとは何?
クリスマスを感じるこの時期の広告。
そこに共通しているのが、あるフォントなのです。
それは、「明朝体とセリフ体」です。
明朝体とは、日本独特の言い方ですが、
文字通り明王朝の書体をベースに発展した日本の伝統的な書体の一つです。
縦横比が1:2という特徴的な書体で、
その美しさや伝統的な雰囲気がクリスマスのクラシックな雰囲気にあっていることも選ばれる理由でしょう。
一方、セリフ体とは、
文字の端に「セリフ(Serif)」と呼ばれる装飾がついている欧文書体のことです。
手書き文字の名残を感じさせるデザインは、
これも古典的で伝統のイメージを持っていることから選ばれているのでしょう。
② どんな配色が典型的なのでしょうか?
クリスマスといえば、
赤と緑の配色が思い浮かんだ方が多いのではないでしょうか?
クリスマスの赤の由来は、カトリック協会の祭服が赤だからということや、イエス・キリストが流した血であるということをご存じでしたか?
緑はどこからやってきたのでしょう?
永遠の命や神の永遠の愛を象徴しています。
ヒイラギなどの常用樹は1年中葉をつけており、願い事などに使われる特別な木のモチーフとして使われています。
金色は、「高貴さ」やキリストが生まれた時に輝いていた星の色、
白は「純白」や「始まり」等の意味を持っており、新年を迎えるにちかいクリスマスにぴったりです。
また、そのほかにも雪の銀世界を思わせるシルバーや、
長い冬の夜の空のようなダークブルーなども使われています。
③ 何のモチーフを使うとクリスマスらしい?
クリスマスといえば、サンタクロース、トナカイ、プレゼント、クリスマスツリー、靴下などのさまざまなモチーフがありますよね。
こういったモチーフを使ってクッキー作りなどをする方も多いのではないでしょうか?
メリークリスマスというお祝いの文字だけでなく、
例にあげたようなモチーフを数個配置するだけで、
グンっとクリスマス感が増すこと間違いなしです!
■ まとめ
今回はクリスマスに関する印刷物などをデザインをするときのポイントについて紹介しました。
ポイントは3つです。
・明朝とセリフ体の伝統的なフォントを使用する。
・赤、緑、白、金、銀、ダークブルーを使って配色する。
・サンタクロースやトナカイ、クリスマスツリーなどモチーフを取り入れる。
以上を押さえておけばあなたもクリスマスらしいデザインを仕上げることができます。
あと残り1ヶ月、これからの飾り付けに生かしてみてください!
では、また!