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赤ちゃんはトップ・レディがお好き

桜も満開の春爛漫の日曜日、気持ちがいいお天気ですね。
アマプラで何十年振りに、「赤ちゃんはトップ・レディがお好き」を観ました。
中学生の頃、たまたま深夜タイトルだけ見て録画予約した映画。
この映画ではじめてダイアン・キートンを知りました。
彼女の経歴も出演作もよく知らなかった私は、正直言うと普通の女の人のちょっとしたサクセスストーリーで話もパッとしないかなと期待してなかったのですが、ダイアンのチャーミングさ、等身大の演技と独特のコミカルな動き、映画全体を流れる懐かしさのような温かさにすっかりハマって、何度も何度もみた映画でした。
以降ダイアンキートン大好きで、出演作はほぼすべて見ていると思います。
今思うと、このお話は私の仕事や家庭の向き合い方の原型となっている気さえします。
キャリア最優先で、家庭や子どものなど頭になかった主人公が、ひょんなことでエリザベスを育てることになり、自然にエリザベスへの愛が深まり仕事も都会生活もパートナーともさよならして田舎で1からスタートする。
特にエリザベスとのやり取りで、彼女がかける言葉や、表情が大好きなのです。ダイアン自身、私生活では二人の養子を育てているそうですが、インスタグラムなどでもとても素敵なお母さんであることが、伺えます。
映画のなかで最後に彼女は仕事のために何かを犠牲にしないと、言います。
だって、彼女は全部愛しているから、守っていこうと努力するのです。その姿に胸が熱くなります。

大きな会社であるとか、いかにも力のあるものに憧れて育ってきたけれど、ホントに求めていたものは大切な人と、等身大の自分の道。
改めて今この映画を観れたことが、宇宙からのギフトに感じます感✨ 

魂は求めているものをずっと前から知っていたんだな、と実感した出来事でした。






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