LGBTsだってひとりひとり違う
こんにちは!プリンセススクゥエアーの笠原です。
「LGBT」って言葉、もはや知らない人の方が少ないと思うんですよね。でも、その「中にいるひとりひとり」がちょっと見えにくくなっているような気がして、今日はそんな記事を書いてみたいと思います。
そもそもLGBTって一括りにできない
これを書いている私は「バイセクシュアル女性」です。でも、二丁目に行っていた若い頃、「バイはないわー。だってどうせ男と結婚するじゃん」なんて会話を聞いたりして。「ずっと同性と生きていきたいバイもいるよ」と悲しい気持ちになる一方で、きっとそんなふうに裏切られたことのあるレズビアンの方の気持ちって本当にはわからないいんだろうなって思いました。
また、トランスジェンダーの知人は、どんなふうに学校や仕事場でつらかったのか、性別への違和感はいつ頃からあったのか、すごくオープンに話してくれて、「同じLGBTっていっても私もあなたのことわからない」って言ってくれるから気楽に一緒にいられるのですが、聞けば聞くほど、私とは全く違う経験をしてきたんだなあと思います。
そんなふうに、「L」も「G」も「B」も「T」も「その他様々なジェンダー・セクシュアリティのあり方」も、一緒くたにされがちですが、実は抱えている課題も、全然違う。でも、「全然違う」っていうことを前提にした上で、決めつけすぎず、「あなたはどう思ってるの」「何に困ってる?」って、素直に聞けたらいいなって思うのです。
共通する部分
とはいえ共通する経験もあって、多くの人がジェンダーやセクシュアリティの問題で、居心地の悪さを感じていたり、いじめにあったり、家族とうまくいかなくなったり、法制度がないからこそ困っています。
なので、「LGBTs」っていうわかりやすいくくりがあることで助かることも多いです。
住宅の問題一つとってもそうです。
例えば中古マンションの購入に興味があって、弊社のような不動産屋さんにいく時や、いざ買うぞ!となって書類を書くとき、名前で想像される性別とその方の見た目の性別が違うことで、何か言われるのではないかとドキドキしてしまうことってあると思います。それって女性同士・男性同士のカップルで内見に行きたいけどカップルって思われると怪しまれるかなって思ってしまうドキドキと似ていると思うんです。
ぜんぜん違う人たちだけれど、「LGBTs」というくくりがあることで、そういう「似た困りごと」を一緒に解決していけるのって、きっといいことです。
同性カップルが利用できる住宅ローンが広まることで、トランスジェンダーの方が自分の戸籍上の性別と同じ性別の方と一緒に暮らしたいときに利用できたり、アセクシュアルの方がいわゆる「カップル」ではないけれど人生を一緒に営んでいける関係の人と一緒に暮らしたいと思ったときに、利用できるかもしれません。これも「くくり」があることでみんなの困りごとを解決できる事例です。
ひとりひとりのニーズに目を向けたい
こういった「みんなに共通する困りごと」を解決できるように動いていくのと同時に、「ひとりひとりに目を向ける」こともとっても大事だと思っています。
よくよく考えてみれば、男性と女性のカップルで、お子さんが一人か二人いるような、いわゆる「一般的」なご家庭であっても、男性に書斎の話をして、女性にキッチンの話をするのなんてナンセンスですよね。仕事だって趣味だって、家事への関わり方や収入のバランスだって、いずれ実家の家族と同居するかどうかみたいな家庭の事情だって、見えないだけでひとりひとりぜんぜん違うはず。
そんな「内なるダイバーシティ」を大事にしていきたいと思うのです。
弊社の営業担当の記事でも書きましたが、弊社では「ひとりひとりに寄り添う」ことをとても大切にしています。
これからも「LGBTsの都内中古マンション購入を得意としています!」と胸を張って言い続けられるよう、「LGBTsに特有な困りごとに配慮すること」と同時に、「ひとりひとりのニーズに目を向けること」も大切にしていきたいと思っています。
LGBTsの都内中古マンション購入はプリンセススクゥエアーへ!
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