見出し画像

35年前の記憶

こんにちは!

雨予報がはずれて晴れたのは嬉しいけど
湿度80%の蒸し暑さです。

幸いここは風通しが良くて
無風でない限りエアコンは必要ありません。
足腰の冷えるお年頃には
嬉しい環境でございます(笑)

先日読んでいた本に
「幸せを感じる瞬間を書き出してみる」
というワークがあって
日々小さな幸せを感じるたびに
ノートに書き加えているのですけれどね。
内容が、風とか緑とか百合の香りとか
空の青さとか鳥のさえずりとか
身近な自然についてばかり!

いやー、こんなメルヘンの世界が
自分の中にあったっけ。。。???

ところが、
ついさっき部屋を風が吹き抜けた時
その訳を思い出しました。
身近な自然に幸せを感じる訳を。

それは35年ほど前の夏休み
家族で箱根に行った時のこと。
当時の夫の勤め先の保養所が貸別荘で
幼稚園児の娘達と実家の両親と6人で
何泊かしたのですよ。

賑やかな夜を過ごした次の朝
私1人が夜明けと共に目を覚ましてしまってね。
散歩に行きたそうな愛犬を外につないで
1人で森を散策に出かけましたのよ。

空気がひんやりして
足元の草は朝露でしっとりして
鳥の声がしていたのを覚えています。

大学生からバブリーなOL時代を経て
寿退社から2人の子育て、と慌しい20代。
1人だけで静かな時間を過ごすことは
ほとんどありませんでしたから
ただ森を歩くというあの時間が
とても貴重で美しくて
あれからずっと心の底にあったのだなあ。。。
と、ノートに書いた幸せな瞬間の訳に
霧が晴れたような思いです。

ただ1人に憧れたとか
何かが嫌になったからとかだけではなくて
小さな幸せの種が
心の底でずっと冬眠していて
さて、そろそろいいかな?
と芽を出したのだわ!と思ったのです。

はー!スッキリしたー!
まあ、いつもの都合のいい解釈ですけどね(笑)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?