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King & Princeと限界突破

私はジャニーズは詳しくはないけれど、King & Princeは大好き。
とっても天然で可愛いですよね。

なんだかこの頃、五人から二人になっちゃったらしくて残念です。

五人のダンス動画を見るのが好きで癒されてました。元気が出ない時はいつも見ていました。
一番好きなのは、Namae Oshiete.

何回動画で見ても胸がキュンとする。

なんだか五人ともふわふわ優しい雰囲気で気負った所が見えない。だけど、ダンスになると圧巻!
圧巻だけど威圧的ではなくてやっぱり自然体なの。こんな子達がいるんだなぁ、、もう五人のダンスは見れないのかしら。

ふわふわ優しい雰囲気といえば、ピアノのM先生を思い出す。ほんとにいつも笑顔で誰に対しても柔らかいの。天使のM先生。
けれどこの前、先生の机の上に『限界突破』と書いた小さな額を見つけて愕然!
M先生の本質は限界突破だったのだ。

けして他人にではなく、自分に向けた限界突破なんだろうな。日々、M先生は自分の成長を感じているんだろうな。私は怠け者だけど、ちょっぴり分かる。
ヘロヘロになるまでバレエレッスンした日は、身体はくたくたでもすごい充実感があるもの。
自分の出来ることはやりきった~って充実感。自己満足だけど、やりきった感を積み重ねるのは意味があるような気もする。

昨日は暑い中バレエレッスンだった。

月に二回くらいの怖いM先生のレッスン日。みんなの顔に緊張の色が見える。(私の回りにはま行の名前が多いわね。MさんやM先生ばかり)

バレエのM先生は、20代の頃はめちゃくちゃ怖かったけど(綺麗すぎたし)、50歳近くなった今はアンパンマンのドキンちゃんみたいな親近感がわく。ちょっと小悪魔的な可愛さがあるの。

私はボーッとしているから昔から一番よく怒られる。一生懸命聞いてるんだけど「全然、人の話を聞いていな~い!」と怒鳴られる。
それでも何故か私はドキンちゃん先生が大好きだ。

ポアントのリボンはもちろんだけど、バレエシューズのゴムひもまでM先生のチェックの目が光り「紐、出てる!」と怒号が。

毎回叱られるので、ゴムひもなしのバレエシューズを買おうとしたら仲良しのRちゃんが「まりりんちゃんとM先生のやり取りは、スタジオの伝統芸能だから、紐がないシューズにしたら先生もみんなも寂しいわよ」ですと。

昨日はポアントのレッスンも受けた。

パッセで片足で高い位置で止まるとき、アラベスクのポーズのとき、「一番上にいる時こそ、休むのよ!」とM先生。

伸びやかなポーズを取るためにかがんでプリエをして慎重にエネルギーを貯めて、上へ!
そして美しいポーズを決めた時、突き抜けた時は力を抜いて休むくらいでいいと。何の力みもいらないと。

この前、ヴァイオリンのH先生にも同じようなこと言われたなぁ。高音のクライマックスでビブラートをかけないほうがいいと。

ビブラートをかけると気持ちが込められた感じはあるけど、結局は力が入ってしまい(私のビブラートは特にガチガチに指に力が入る)、音が広がらないと。
力を抜いて共鳴音を感じると、ポーンと高みに音が突き抜けていく。その音を目指しましょうと。

もちろん、力を抜いた音を出すためには地道で繊細な訓練も欠かせない。
だけど、きっと心に響くのは力の抜けた透明な音。力が抜けて一瞬静止したようなポーズなのかもしれない。

先週のピアノレッスン、ショパンの169小節目からの練習も思い出した。

ピンクの↑が付いている所は上に伸びるポーズの場所だ。力を抜いて上に上に軽く突き抜けていく。

ショパンOp.18

バレエもピアノもヴァイオリンも繋がっている。
私の好きなKing & Princeのダンスもほんとにいい具合に突き抜けるところで力が抜けている。

それが私の心をキュンとさせるのね。クライマックスでスッと力が抜けるような踊りやピアノやヴァイオリンが好き。

きっとその為には、毎日『限界突破』なんだろうなぁ、、、

怠け者の私には無理かもね~。。





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