見出し画像

スコティッシュフォールドのコロちゃんとチャコちゃん

板橋区成増に住む二女サヤの家には2匹の猫がいる。スコティッシュフォールドの男の子のコロちゃんとチャコちゃん(見出しの写真)。
大きくて短毛がコロちゃん、小さくて長毛がチャコちゃんです。

サヤのお腹の赤ちゃんは男の子みたいだから、産まれたらサヤは旦那くんとコロちゃんとチャコちゃんと赤ちゃん、男の子ばかりに囲まれて暮らすのね。逆ハーレムだわね。羨ましい!

さて、15日の土曜日は、サヤ夫婦は熱海に1泊旅行ということで(赤ちゃん産まれたらなかなか旅行にも行けなくなるわね)、コロちゃんとチャコちゃんは初めてのお留守番。

朝方、夫はサヤに頼まれてハーレーに乗って成増の留守宅まで猫の世話に出かけました(娘の頼み事は嬉しいらしい)。

エサを新しくしたり、水を変えたり、室温を調整したり、トイレを綺麗にしたり。。
コロちゃんとチャコちゃんも最初は警戒していたようですがすっかり夫に懐いたみたい。

夫のご飯を食べるコロちゃん

いやほんとに、人間の娘たちのオムツも替えたことがないし、お風呂もほとんど入れたことがない夫がこんなに動物の世話をするとは!(昔は帰宅がいつも午前2時過ぎでしたからね~)。

夫がアラ還になってまめまめしく犬や猫の世話をしているのがほんとに不思議です。

もともと博多生まれ、博多育ちの夫は生粋の九州男児。いつも博多弁です(会社ではどうなのかな?)。

私は母が東京生まれで家の中は標準語?だったので、高校から8年間付き合いながら博多弁を彼に習いました。

九州男児は家事をあまりしないようです。(料理が好きな彼も結婚して親と同居中は皆の目を気にしてか一度も台所に立ちませんでした)。

お風呂に入る順番とかも男の人が先で嫁の私はいつも一番最後でした。お湯も少なくて、でも足したら悪い気がしてちょっと悲しかった。(今は何故か夫は必ず私を先にお風呂に入れてくれます)

高校で夫とつるんでいた五人の九州男児たちは、全員離婚したらしい。そうだろうなぁ、、と思いますよ。

九州男児と長く続くためには、よっぽど女の人の器が大きいか我慢強いかじゃないと、、、(我が家の場合は、私のワガママ勝ち?)

15日は、博多山笠のお祭り。
我が家では何となく話題にしなくなりました。
何故ならずっとお祭り男で、千葉に転勤しても熊本に転勤しても、有給を使いきり家族を残してお祭りに博多に帰る夫に私がキレたからです(30年ほど前の話。よく喧嘩していました)。

もう別れる覚悟でした。

結局、夫は山笠を諦め(もう、博多の街を俺は歩けなくなったと彼は言ってましたが)、だんだん九州男児から東京男児になってくれました。

28年前、熊本から東京に転勤し、東京に小さな家を建てた時はほんとに私は幸せで、「絶対にこの家から離れない。私は絶対にこの家で死ぬ」とひそかに心に誓いました。

夫は最後は福岡に帰りたいみたいで、家を買うときも「最後は福岡に戻るけんね!」と言ってました。
私は「うん」と言ったかもしれないけどもう忘れちゃった。

平気みたいにしていたけど、やはり私は同居も九州男児も苦手だったのよね。

私が東京が好きで東京から離れないことは、きっと夫もわかっていたんだと思う。
今は夫は「まりりんが先に死んだら、俺は博多に帰るけん」て言ってます。

私が死ぬまでは一緒に東京にいてくれるのね。

私は小さな頃に東京で暮らしていたせいか東京はほんとに落ち着きます。

夫が大好きな博多は苦手なの。昔よく「私と仕事とどっちが大事なの?」と言っていました。夫は上手に私をなだめながら育児はほとんどせず、仕事と飲み会中心の暮らしを続けました(キャンプだけは家族で毎月出かけたけどそれは彼の大好きなこと)。

お盆とお正月に必ず家族で毎年福岡に帰るのも私には苦痛だったけれど、夫は上手に私をなだめながら帰省を続けました(夫はクチが立つ)。

山笠は諦めてくれたけど、夫は好きなように人生を生きてきた。
夫は決して我慢はしない人。。
それは私も同じかな(私は我慢ができない人)。

私たち、ワガママ夫婦なのかもしれないわね(結局似た者夫婦か!)。

ワガママ夫婦には今、娘たちの代わりに犬たちがいます。

しっかり二人で動物たちの育児しようね。アラ還になってやっと、夫婦揃って共同作業。

たぶん私、今が一番幸せかな。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?