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60歳過ぎたら、好きなことをやり散らかして、毎日を楽しく暮らしましょうよ

咳もでなくなって、一安心と思っていたら、朝起きたら右目が真っ赤に。。何故~、、長い咳き込みのせいかしら、、

痛くは無いけれど、白目があまりに毒々しく赤くてコンタクトレンズを付ける気にもなりません。

今日はせっかく京都からきたマミさんとリオさんとのお茶だけど、メガネをかけて出かけることにしました。
でも、意外とメガネもいいものかも。

カフェに着いた時には、もうマミさんもリオさんも揃っていました。

右目が真っ赤でごめんね。
久しぶりの三人のお喋り。

なんの気負いもなく、ほっとくつろげる感じ。そのままで受け入れられているという感じ。。

チャイやミルクティーやほうじ茶とパウンドケーキで2時間たっぷりお喋りしました(見出しの写真)

私達三人は、子どもはそれぞれ二人。
下の娘が幼稚園の同級生で、バレエも一緒に習っていました。

幼稚園児だった娘たちは、みな結婚。マミさんの娘さんはフランス人の男性と昨年結婚。
「アムールの国だから、離婚も多いわよね、心配」とマミさんが言ったら、若い頃フランスに住んでいたリオさんが、
「たしかにフランス人はちょっと激しいというか、抜け目無いというか、パリなんか生きづらい感じはあるけれど、日本が好きなフランス人てわりと穏やかよ。
私の知り合いで日本人女性と結婚した人で離婚した人はいないわ。」と。

私もヴァレリーのことを思い出して「私のフランス人のお友達は、日本人以上に繊細で優しいわ。日本が好きなフランス人て穏やかで誠実だと思う」

マミさんが見せてくれたフランス人のお婿さんの写真。金髪でとってもハンサムな男の人でした。アーちゃん(マミさんの娘さん)、幸せになってね。

60代前半の三人組。
幼稚園のママ友の頃は、私達30代だった。若かったわね、、あの頃はもう自分はオバサンだと思っていたけれど、ほんとはとっても若かったのね。

あれから30年経っても、年をとっても、その人の本質は変わらないわね~と話す。本質って生まれながらのもので変化しないのかしらね。

マミさんは、京都でアメリちゃんというトイプードルを飼っている。
繁殖犬として長年辛い目にあっていたアメリちゃん。保護犬として引き取ったアメリちゃんは、ほんとにお利口で賢くて手がかからなくて、マミさんは毎日癒されているそう。

「そういう犬種なのかしら」とリオさん。
「人間と同じで固体差よね。」とマミさん。
「そうそう、シュナウザーも大人しい子は全然吠えないのよ~」と私。

マミさんは、毎日鴨川沿いをアメリちゃんと散歩しているそう。
毎日、テニス仲間とテニスをしたり、ヨガをしたり、、。毎日、ぶらぶら鴨川沿いを散歩すると幸せな気分になると言っていた。
あんまり毎日幸せでいつかバチが当たるのではと心配になるって。
なんだかわかるわあ。

マミさんも、癌の手術を私と同じ頃にして、離婚もされて、本当に辛いことが沢山沢山あったから、時々いまの平穏な幸せが信じられない気分になるわよね。
いっぱいいっぱいいろんなこと、乗り越えてきたよね。。

いいなあ。京都の鴨川沿い散歩。

のんびりと京都を散歩してみたいな。

観光っていうのじゃなくて、京都の自然な風を、マミさんを離婚の傷から復活させた不思議な京都の風を、肌で感じてみたいな。。

せっかく誘って頂いた葵祭に行けなくて申し訳なかったこと、、平日が犬の留守番が難しいこと、、若い頃からのパニック障害で乗り物が苦手なこと、などなど、マミさんに、ざっくばらんに話した。

「良かった。京都が嫌いじゃなくて。まずは日帰りからでも、、京都に来て。。秋にはリオさんと二人できてね。」
ありがたいお誘い。泣ける~。

8月末のバレエの発表会が終わったら、真剣にリオさんとの京都旅行、考えよう。

土日に夫にワンコを預けて、日帰り?
もしかしたら1泊?

人生は思っているより短いかもしれないわ。

「60過ぎたら、好きなことをやり散らかしてそれでいいって、誰か言っていたわ」とリオさん。

好きなことをやり散らかす。

若い頃なら叱られるかもだけど、私達は、ちょっといいな、楽しそうだなって思ったことはとりあえず飛び付いてかじってみてもいいのかも。
そんな、やり散らかしが許される年代になったのかもね。

私達三人の、六人の子ども達は、みな結婚して愛する伴侶がいる。

私達が子ども達にしてあげられる最大の子ども孝行は、毎日、できる範囲で自分がやりたいことをして(やり散らかして)、健康に幸せに暮らしていること、それだけかもね、、

この三人でいるとほんとに居心地よいわ(みんなのペースがのんびりペース)

最期は東京に帰って来ようかしら、、とマミさん。

そうよ。三人で暮らしましょうよ。
同じ老人ホームで。

なんて話しながら、最後はハグをして別れた。
大切な京都のお友達。

また東京に来てね。
私も頑張って京都にいく。


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