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ヴァイオリンもバレエも頭で考えながら基礎練習をしないといつまでも上達しないのよね、、

今日は、午前中ヴァイオリン、午後はピアノのレッスン。朝の9時に音楽スタジオに行きました。

ヴァイオリンのH先生は音階練習から始める。「まだまだ左手で音を探しにいってるわね。左手の場所、理解していないわよね」とダメ出し。

11月に発表会で弾く「人生のメリーゴーランド」は、bフラットmajorを叩き込まないと絶対に弾けないわよ、、と。すでにちょっと涙目になってしまう私。

音階練習と曲は別々のものではなく、
曲の中に音階練習の音が散りばめられている。音階が完璧じゃないと、美しい曲にはならない。

私は何となくで音をいつも探しにいっている、、
バレエの先生にもよく言われた。
「何となくで踊らないで!ひとつひとつのパを頭で考えて踊って!」

ヴァイオリンも同じだな。
「何となくで弾かないで。頭で考えて!
一音、一音、この音は今、この場所に居る!と考えながら弾きましょうね。」

私がいつも何となく音を探しにいって何となく弾いているのはすぐわかるそう。

指板に子供たちはテープを貼って最初は音階を練習していく。
指が馴染んだら少しずつテープをはずしていく。
私は大人から始めたせいか、テープは貼ったことがない。

「先生、私も子供たちみたいにテープ貼りたいです」って言ってみましたが
「う~ん。なんだかテープに頼りすぎて一生外せないかもしれないから止めておきましょう、、」と。

すぐに何にでも頼ってしまう私の性格も既にお見通しね。

私は何となくふわふわと周りに頼りながら生きてきた。
そんな私の生き様は、バレエにもヴァイオリンにもそのまま現れてくる。

ピアノもそうだろう。
ショパンの復習をする時、両手で左手の曲を弾きながら右手の曲は歌う練習をしようとM先生に言われた。

考えなくて何となくで弾いている私の頭に、両手で左手の曲を弾くという試みでしっかりと楽譜の音をインプットさせるというやり方だ。

ヴァイオリンも同じ。
先生が書いてくれた指板の絵(見出しの写真)を見て一音一音、場所を確認しながら、毎日音階練習をすること。

自分のいい加減さが時々情けなくなる。前のヴァイオリンの先生がさじを投げたのも当然ね、、

「練習したからすぐ出来るものではないわ。十年単位で考えなきゃ。。私も同じだったよ。」
厳しいようでH先生は優しい。バレエのM先生みたいだ。

バレエもほんとに昔はヘナヘナで、でもこの前は友人に「まりりんさんは、体幹がしっかりと強くてパがバシッと決まるね」と言われて嬉しかった。

ほんのちょびっとずつ変化して、体幹が強いと言われるまで40年もかかったよ。トホホ。

だけどバレエはずいぶんと踊るのが昔より楽になった。
基本が身体に入るときっとヴァイオリンもピアノも今よりラクに楽しくなるんだろう。

せっかく習うなら、どんどんラクになった方がいい。そのためにはやはり基礎練習。身に付くまで頭で考えて繰り返さなくちゃね!

午後は今からピアノのレッスンに出かけます。雨が降らないといいな。

バッハのプレ・インベンション。
No.5。
○がもらえますように、、

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