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リオさんとの10月の京都旅行はしばらく延期に。人生って、突然なにがあるかわからない

友人のリオさんと、10月になったら京都に旅行に行こうねと、何ヵ月か前にカフェでお喋りしていました。

私はこの歳になるまで、女友達と旅行したことがないのです。トホホでつね。

夫とは大学生の頃に、壱岐島や大山に旅行に行ったことがありました(親には女友達と一緒にと嘘をついて)

大学生の頃は、パニック障害はなかったけど、デートが忙しくて、女友達と旅行したいと全然思わなかったのね、、馬鹿みたいに2日か3日に一回はデートしてました(主に大濠公園を歩いてからのカフェ、または天神の英会話教室からのランチ、家庭教師に行く前のカフェ、お互いの大学の学食などがデート場所だったかな)

就職して、パニック障害になってからは本当に旅行が苦手になってしまいました。
旅行だけでなく、歯医者も美容室も劇場も、デパートでさえ怖かった(今はほんとに良くなってきましたが、美容室で白い布が顔にかけられると、まだちょっと冷や汗が出て気分が悪くなりそうになります)

いつの間にか自分からどこかに出かけたいと思わなくなり、家が一番安心に。

私には、だからお稽古が必須で、お稽古に行かなければ、ほとんど家から出ないような暮らしを何十年もしてきました。

夫と一緒にいる時が一番気楽で、女友達といる時は、やはりこんな私でもいろいろ気を遣っているのか、翌日はどっと疲れています。

だから、女友達と旅行なんて考えていなかったのだけど、
京都に住むマミさん(リオさんと私の仲良しさん)が、是非京都に来て~お客布団も二組あるのよ~と誘ってくれて、そうだ、リオさんとなら一緒に旅行出きるかもしれないと思ったのでした。夫って、やっぱり男だから細かい話が合わないでつよね。
女友達の素晴らしさに、ようやく気がついてきた私でつ(遅いよ~)

リオさんは私より4つ年下(回りの人は、私が甘えているから逆だと思っているかも)。
夫も一つ年下です。

リオさんと夫は、よく性格が似ている。
リオさんは私の夫を「家族愛が強い愛の人」と呼ぶけど、それはそのまま、リオさんに当てはまる。

夫もリオさんも、責任感と愛に溢れている。いつも誰かの面倒を見ているきがする。
私はそういう人と一緒にいると、全て任せてしまい安心してしまう。

私は自分がパニックにならないことばかりに必死で生きてきて、人のために自分を犠牲にしてきたことなどあまりないように思う。

リオさんや夫は、自分のことより、世の中のこと、親戚のこと、家族のことを一番に考えているような気がする。

人間が出来ているのよね。
私は完璧に出来てないほうの人間だわ。
だけど、それはそれで相性がよいから不思議。
夫もリオさんも、私の心が清らかで優しいと思っているぽい(そんな見方もあるのかしら)

そうだ。
リオさんと京都に行こう。

そう決めていたのに、先月、同居しているリオさんのお義母さまが大腿部骨折で入院。
今月、同居しているリオさんの妹さんがまた大腿部骨折で入院。

リオさんは毎日のように、病院に通うことに。
結婚してから、ずっと、毎年家族の誰かが入院し、何十年もずっと家族の介護をしてきたとリオさんは言う。

高学歴のリオさんの同級生は、今でも社会で活躍している人が多くて、同窓会に行くと少し落ち込むと言っていた。

見出しの写真は、この前お誕生日にリオさんから頂いたスワロフスキーのイヤリング。
息子さんのお嫁ちゃまのお姉さまがアクセサリー作家で、展示会があるたび、私に似合いそうなイヤリングを探してくれるリオさん。

女友達は神様からのプレゼントかもしれないとこの頃思う。

お義母さまや妹さんが元気になったら、きっときっと一緒に京都に旅行に行こうね。
大好きなマミさんちに二人で泊まろう。
三人で鴨川沿いを散歩して、夜はいつまでも思い出話をしようね。。



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