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Arch LinuxでジャンクノートPCを復活させてみた#1

◆はじめに


Arch LinuxはUbuntuやMintなどのGUI主体のディストリビューションとは異なり、CUIで環境構築を行う必要がある。必要なソフトを適宜インストールするスタイルのため、CUIを使いこなすことができれば軽量なLinux環境が手に入る。Arch使いに求められる能力は主に以下の3点である
自分で適切な解説を調べられること
エラーが発生した場合でも自分で調べてトラブルシューティングできること
英語の解説を読むのが苦でないこと(Google翻訳でもOK)
Linuxを使ってみたいがこれらが苦手な方にはUbuntuやMintなどの初心者向けのディストリビューションの導入を推奨する。

◆マシン環境


Lenovo G570 433472J(2011)
CPU:Celeron B800(2C2T 1.50GHz 35W)
GPU:Intel HD Graphics 3000(CPU内蔵グラフィックス)
RAM:2GBx1(DDR3 1333)
SSD:Crucial BX500 240GB(320GB HDDより換装)

このパソコンは2012年から2017年のデスクトップPC移行までメイン機であったノートPCである。
CPUがCeleron B800(PassMark:611)でメモリも2GBしかなくストレージを除けば初代ドンキPCクラスのスペックだ。
◆参考:初代ドンキPC「ワリキリPC」(2015) CPU:Atom Z3735F(PassMark:531) RAM:2GB

◆CPU性能比較表(ノート・タブレット)
https://pcfreebook.com/article/458775622.html
当初入っていたHDDはすでに破損しているためSSDへの交換を前もって行った。
https://www.amazon.co.jp/Crucial-%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB-240GB-%E5%86%85%E8%94%B52-5%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%81-CT240BX500SSD1%E3%80%903%E5%B9%B4%E4%BF%9D%E8%A8%BC%E3%80%91/dp/B07JDWLBN7

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このノートPCにArch Linuxを入れてみたので、#2では実際に行ったインストール手順を解説する。

主に参考にしたページ
◆公式インストールガイド(日本語版にはない項目もあるので英語版も使用)
https://wiki.archlinux.jp/index.php/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89
◆Arch Linuxの最小限インストール
https://qiita.com/j8takagi/items/235e4ae484e8c587ca92
◆Arch Linux インストール俺々式完全版
https://qiita.com/TsutomuNakamura/items/b60518f8788e5e998744
◆Arch Linuxをインストールしてみた
https://note.com/noabou/n/n079e14ca141b
◆Arch Linux を再インストール
https://matea2.github.io/blog/2016/11/04/archlinux-install-memo.html
◆Arch Linuxでunable to lock databaseエラーが出てアップデートできない時の対処法
https://www.archlinux.site/2019/12/arch-linuxunable-to-lock-database.html

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