「運の要素とゲーム」-エッセイ-
運の要素がないゲームと言えば、例えばボードゲームで誰もが知ってるものだと、将棋、囲碁、オセロ、チェスetc…
厳密に言えば、先攻か後攻かで有利不利があると言われているので、その辺りは運の要素と言えるかもしれませんが……基本的には相手の手を読み合う思考力の勝負。
小説や漫画などでも、これらのゲームは心理戦や推理、普段は思考を読みずらいキャラクターの心理描写などに使われる事が多いです。
ろくにプレイ出来きずにオブジェと化してますが、何かカッコいい!と憧れてチェス盤買ったこともあります。
運要素しかないゲームもある
逆に、運要素しかないゲームはというと。
すごろくや坊主めくりなどが有名です。
ルールが分かりやすく、小さい子なども一緒に遊べる反面、理不尽なほど『完全に運のみ』で勝敗が決まるという、恐ろしいゲームでもあります。
おみくじなどのように、運試しをやる気持ちで挑むしかありません。
「勝つぞー!」と意気込んだところで、本人にどうこう出来る要素などないのです。
運要素って必ずしも悪ではないんです。
予測不可能な部分があるからこそ、面白いと思える部分もあるわけで。
ただ、運で全て決まるのはちょっと……。
出来れば、程よいバランスであって欲しいですね。
運=確率?
モンハンでも、基本は敵の弱点や動きを読んで攻撃するなどパターン化された部分があって、でも剥ぎ取りの成果や報酬は確率で何が出るか分からない……という感じで、運要素が少し入ってたりします。
ちなみに、私はキノコ狩り系のクエストが狩猟より苦手!
攻略サイトみて、ここで手に入りやすいよーとかいう情報を見ても、なかなか入手出来ないという……💦 例えば入手確率8%とか、確率で決まってるんですけど、そういう所で運の差が出ます。
そう……実は残念ながら私は、ゲームにおける運がよろしくない。
前述の坊主めくりですら、勝った事がないです。
終了時は手札は数枚しか残ってないことがほとんど。
逆にレアなのでは?!
あと、微妙にローカルルールで扱いが分かれると噂の蝉丸さん。何でか毎回私のところにやってきます。
なお、我が家のルールでは坊主扱いでした。
1/6じゃないダイス運
最近はTRPGもよく遊びますが……クトゥルフで1D100(基本は100面ダイスor10面ダイスを2個使って一の位と10の位として扱う)をロールする際、しょっちゅう致命的失敗と呼ばれる96〜100の数字を出してしまうんです。
なのに、GM(ゲームマスター)として敵を操作する時には、逆にクリティカルと呼ばれる1〜5の数字を出しやすいので、非常に困りものです笑
運があるからドラマも生まれる
まあ、個人的なゲーム運の悪さはさておき。
単調なパターンゲーよりも、程よく運要素のあるゲームが面白いと感じるのは・・・
努力や戦略など色々頑張ってもどうにもならない運に左右されたり、思いがけないタイミングで一発逆転されたり。
そういうところからドラマチックな展開が生まれ、何となく人生の縮図のように感じるからかもしれないですね。
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