マガジンのカバー画像

高尾歳時記

75
東京近郊にありながら自然が残され、悠久の歴史の痕跡とロマンが随所にあふれる、憩いの空間高尾山。その年間登山者数は世界一。世界一には世界一の理由があります。その一年を綴ります。
運営しているクリエイター

#写真

高尾歳時記 2024年8月11日

去る8月7日は、二十四節気の立秋。暦では、秋を迎えました。 連日暑い日が続いていますが、山…

悠星 Yusei
2日前
8

高尾歳時記 2024年7月20日

おととい7月18日、関東甲信越の梅雨明けが発表されました。 今年の梅雨はそれらしい天気の日…

悠星 Yusei
3週間前
11

高尾歳時記 2024年6月19日

:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-: 天気:晴れ 気温:25.0℃(高尾山山頂 10:00) 人出:少なめ :-:…

悠星 Yusei
1か月前
8

高尾歳時記 2024年6月15日

:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-: 天気:曇り時々晴れ 気温:25.0℃(高尾山山頂 09:00) 人出:混…

悠星 Yusei
2か月前
33

高尾歳時記 2024年6月1日

:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-: 天気:晴れ時々曇り 気温:19.0℃(高尾山山頂 09:30) 人出:混…

悠星 Yusei
2か月前
5

高尾歳時記 2024年5月25日

高尾では、イナモリソウが見頃を迎えています。 イナモリソウは、高尾山の初夏を代表する花の…

悠星 Yusei
2か月前
8

高尾歳時記 2024年5月18日

今年も高尾でムサシノキスゲが咲きました。 ゼンテイカ(禅庭花)という花があります。ススキノキ科ワスレグサ属の多年草で、主に山地や亜高山に自生します。 ゼンテイカがこの植物の標準和名なのですが、あまり耳馴染みがないかも知れません。一般的には、別称であるニッコウキスゲのほうがよく知られているでしょう。 ニッコウキスゲの名は、栃木県日光市の戦場ヶ原で群生が観察されるのがその由来だと聞いたことがありますが、真偽は知りません。確かなのは、ゼンテイカ自体は本州中部以北の高地や高山帯

高尾歳時記 2024年5月11日

先週5月5日の子供の日は、二十四節気の立夏。暦の上では、夏が始まりました。 本日5月11日、…

悠星 Yusei
3か月前
30

高尾歳時記 2024年4月11日

西山峠のニリンソウの大群落が咲きそろってきました。 昨年はニリンソウに限らず花の開花のす…

悠星 Yusei
4か月前
23

高尾歳時記 2024年4月7日

先日4月7日木曜日は、二十四節気の清明。二十四節気のなかでは、「啓蟄」と同じぐらい難しいこ…

悠星 Yusei
4か月前
2

高尾歳時記 2024年3月23日

高尾山では、タカオスミレが開花しています。 タカオスミレは、1928年植物学者中井猛之進博士…

悠星 Yusei
4か月前
23

高尾歳時記 2024年3月9日

高尾に春の到来を告げる代表的な花のひとつ、ハナネコノメが開花しました。 ユキノシタ科ネコ…

悠星 Yusei
5か月前
10

高尾歳時記 2024年3月2日

本日の天気予報によると、日本列島は西高東低の気圧配置となり、真冬に戻ったような天気、すな…

悠星 Yusei
5か月前
5

高尾歳時記 2024年2月28日

2024年2月27日付、読売新聞朝刊「編集手帳」から引きます。原文縦書き。 「鳥の図鑑によると、メジロのことを『花吸い』と呼ぶ地方もあるそうだ。細長いくちばしを使って蜜を吸う。ソフトタッチを心がけているらしく、花をちぎって落とすことはないという◆通勤路に立派な梅の木を育てる家があり、飛び交うメジロを見かけた。怪しい見物人(筆者)を気にしたか、すぐに木の裏側に隠れ、マナーがよいと評判の食事は見せてもらえなかった」 梅が満開を迎えるこの季節、高尾ではメジロの群れが梅の木をとり