見出し画像

これでイラストの上達に繋がる。大事な3つのポイント

TNAソリューションデザインの桑畑です。
私の日々の業務は各種デザイン、動画編集などを行うことが多いのですが、たまにイラストの仕事を任されることがあります。

イラストと言っても「絵画風」「キャラクター」「漫画」などさまざまですが、私は「キャラクター」を描くことが多いです。
元々趣味でイラストを描くのが好きでしたが、入社後にイラストの案件で評価していただき、イラストの仕事を任せてもらえるようになりました。

ネットでは「絵をもっと上達させたい!」「上達はしたいけどどうすれば良いかわかない」などの声をよく聞きます。
そんな悩みに応えるべく、今回はイラストについての考え方を私なりに紹介していこうと思います。

” 絵の上達 ” について、「模写」「観察」「構造の理解」の3つが大事です。
これを真似するだけで今まで描けなかったものが次第に描けるようになり、絵の上達に繋がります!


絵を模写する

まずは、絵を模写ところから始めましょう。
描きたいポージングを模写することによって、正しい線が分かるようになり今までのイラストでは描けなかった部分が理解できるようになってきます。
また模写を繰り返すことで、頭で理解することだけでなく、体も自然と動きを覚えてきます。

見本と模写後のイラスト

まずは簡単なものから模写していき、徐々に複雑なイラストに挑戦して行きましょう!少しずつレベルアップしていくことで自分の成長が可視化され絵を描くモチベーションにも繋がります!

よく観察する

絵を描くことにおいて、観察はとても重要なことです。上達しない原因の一つとして観察不足が挙げられます。
物体の形一つひとつを観察することで " 気づき " が生まれ、イラストがより繊細で高クオリティなものに近づきます。
初めから繊細に難しく描くのも良いですが、おすすめな描き方としては、まず簡単な図形に例えて、そこから徐々に情報量を増やしていくことです。

簡単な形から情報量を増やす

そうすることにより一つひとつ観察でき、イラスト自体のバランスも取りやすくなります。
この手法はかなり使えますので、ぜひ真似して欲しいです。

構造の理解

物の構造を理解することもまた絵の上達に繋がります。
ここでの構造の理解とは、ヒトでいうところの筋肉や骨のつき方を指します。
ここからは少し難易度が上がりますが、筋肉のつき方などを理解することにより、キャラクターのあらゆるポージングを描くことができます。
特に筋肉は、少し変えるだけでキャラクターに個性が生まれ、雰囲気の違うイラストができます。

プロとして

私はプロのイラストレーターとして仕事をしています。
イラスト界隈においてプロとアマチュアの違いは正直曖昧ですが、プロでもアマチュアでもイラストを描く上で大切にしてほしいことは、お客さまの希望を汲み取ってそれをどうイラストに落とし込むか、どんな使われ方をするのかを考えることだと思います。
お客さまから「そこまで考えてくれたんですね!」と感謝されると嬉しいですし、やりがいを感じます。

まとめ

今回は私なりにイラストについて紹介させていただきました。
私も数多くのイラストを見てきて自分なりに勉強してきましたが、なかなか上達するのに時間がかかり、悩む時期がありました。
私と同じように絵に悩んでいる方に、この記事を読んでいただいて参考になれば幸いだと思っています。

#イラスト
#イラストレーター
#絵
#キャラクター
#デザイン


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?