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努力が壊した理想の引退

理想の引退像というのがわたしにはあった

27歳で走る国際マラソンで3位以内に入賞して世界選手権の代表の切符を手にする

もし代表になれなくてもそこで引退しよう

そんなきれいな理想を抱いていた

現実はマラソンどころか練習もほとんど走れない状態で競技生活最後の年を過ごし
最後の最後は軽いジョギングさえも出来ないまま引退を決意してあっけなく9年の実業団生活の幕引きをした

今なら『限界まで競技と向き合えた』『悔しく終えたからそれをバネに次に向かえた』と言える

でもその当時は、なんでこんなに頑張っているのに走れないのか
自分はこんなにも疲労骨折を繰り返すのか
と毎日自分の運命を恨んでいた

側から見てもわたしは本当に努力していたと思う

でも報われなかった
それが間違った努力だったから

次回はわたしが勘違いしていた努力について
書きたいと思います。


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