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デジタルトランスフォーメーション(DX)

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デジタルトランスフォーメーション(DX)についての自身のコラムをまとめています。
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2020年10月の記事一覧

デジタルトランスフォーメーション(DX)#14 今さら聞けないDXの動画

今年の8月にデジタルトランスフォーメーション(DX)について講演した内容をコンパクトにして、自宅で収録した動画です。 当初は、限定公開としていましたが、テロップを入れてみたので、視聴しやすくなったかと思い、どなたでも視聴できるようにしてみました。 DXの本質や基礎について、解説しています。 デジタルトランスフォーメーション(DX)の導入として、ご覧いただければ幸いです。 実際の講演では、この内容に加えて、企業や団体のDXの最新事例を盛り込んで、説明しています。 事例が

デジタルトランスフォーメーション(DX)#13 学校教育のDX

学校と保護者の間でのハンコのやり取りを見直すなど、連絡手段をデジタル化していく方針を文部科学省が明らかにし、教育委員会などへ通知されました。 萩生田文科大臣: 「通知では保護者で多用されている認め印の効力はそもそも限定的であることを示したうえで、具体の方策や留意点などをまとめています」 学校にもDXの波が押し寄せています。 学校と保護者のやり取りでハンコをなくすなど、デジタル化を進めるよう全国の教育委員会などに文科省から通知されたようなので、デジタル化へ一歩前進するので

デジタルトランスフォーメーション(DX)#12 よそ者がつくるIoT

コマツ(小松製作所)は、建設現場で稼働する従来型建機に後付けでDXを実現する「スマートコントラクション・レトロフィットキット」をミニショベルなどにも適用を拡大するとして、11月以降はコマツ製建機のレンタルを通じて提供するようです。 事業を紹介しているこの動画、とてもわかりやすいです↓ 4月よりランドログ社を通じて国内提供を開始している「スマートコントラクション・レトロフィットキット」は、コマツ製建機以外でも6トン以上クラスの油圧ショベルに後付けで、3D設計データを活用する

デジタルトランスフォーメーション(DX)#11 米国のDX事情

DXの実現のためには、業務改善やビジネス変革のための意欲を持つことが重要な鍵となります。 しかし、多くの会社ではこれまで培ってきた様々な仕事の進め方や意思決定のスキームを変化させることが非常に難しく、さらにそのプロセスを変えることで様々な人間関係にトラブルが起こることも少なくありません。 このような企業は、これまで幾度と無く業務改善のチャンスがあったにもかかわらず、これらの人間関係が弊害となり変革を実現することができなかったケースが多いものです。 近年では、デジタルトラ

デジタルトランスフォーメーション(DX)#10 ディスラプト

DXを推進する鍵は、Disrupt(ディスラプト)なのかも知れません。 デジタルテクノロジーの進化により、様々な業界で、これまでに無い、ユーザーメリットの高い、優れたサービスが続々と創出され、既存のプレイヤーたちを脅かしています。 これを「Disruptive Innovation」と呼ばれ、日本語では「破壊的イノベーション」と訳されます。 シリコンバレーの巨大企業の講演やディスカッションを聞くと、頻繁にDisrupt(ディスラプト)というキーワードが出てきます。 ここで