実は知らない「冷えとむくみ」の正体。東洋医学で考える人体の不思議
疲れにくいパワフル稼働する身体作りと知識を提供する、身体の機能改善スタジオであるprimal bodycare。鍼灸師資格の取得に向け東洋医学を学ぶ金子静華が、オフィス/自宅で行える疲労回復エクササイズをお伝えする本企画。今回は「冷えとむくみ」について
東洋医学の考え方のひとつ「陰陽学説」
陰陽学説では、「陰」と「陽」の二つの気が、世界のあらゆる事物と現象を成り立たせると考えます。
陰陽をイメージすると、
・陽➡昼、明、熱、火、天、男、背中、左、上部
・陰➡夜、暗、寒、水、地、女、腹、右、下部
このように分類できますが、あくまで相対的なものです。
そして、陰陽学説に基づく鍼灸の理論では、身体の陰陽のバランスが崩れることで、さまざまな症状が身体に現れると考えられています。
シンプルに分かりやすい表現は温かい状態を「陽」、寒い状態を「陰」としています。
正常な体温を保っているのは「陽」の働きが活性化されていること。
逆に、寒がりで手足がいつも冷たい、下半身が冷えて浮腫みやすいといった症状を、陽が足りない、これを「陽虚(ようきょ)」と言います。
この「陽虚」タイプは、生活習慣と大きな関わりがあります。
寒がりのわりには無防備で、夏の冷房の中でもノースリーブとサンダル、冷たいものばかり食べてしまう、などが積み重なって、さまざまなトラブルが生じます。
そして冷えにより血管が縮まり、血の流れを滞らせるため、瘀血(おけつ)に発展することも多くみられます。
真冬にマフラーなしで外出すると首まわりが痛み、布団から肩が出ていると肩が凝る、といったように体が冷えると途端に体調を崩してしまうなどが「陽虚」による「瘀血」の例です。
まずは、冷えを寄せつけない生活を心がけて、血のめぐりの悪さを改善していきましょう。
冷えを改善させるには、トレーニングは最も効果的です。
これは東洋医学の観点だけでは無く、一般的に知られる概念と同様です。
冷え性・むくみ改善のツボ
♦勇泉(ゆうせん)
足指を曲げると第2、第3指の下にできる中央のくぼみ
♦太渓(たいけい)
内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ
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