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妊娠したら仕事がなくなった!?私のバレエ人生①🩰

9歳でバレエと出会い、実家の近くにはバレエ教室がなかったため往復1時間かけて毎週レッスンに通う日々。
とにかく楽しくて楽しくて発表会やコンクールに向けてレッスンに取り組み続け、とにかくバレエ漬けの毎日を過ごしていました。

高校卒業後、大学へは進学せず地元のバレエ教室に助教師として就職。
自分自身もダンサーとして活動しながら、午前中はアルバイト、午後から夜までバレエのレッスン指導、車で20分ほどかかる支部教室の指導も兼ねており、忙しい日々を送っていました。
25歳で結婚、主人の協力もあり結婚してからもバレエに携わる毎日を送っていました。

結婚して3年経ちようやく妊娠。
妊娠がわかった瞬間、正直とても焦りました。
自分自身が出演する本番を抱え、指導先の発表会なども決まり多忙を極めていたからです。
踊りたい作品、一生懸命練習した踊り、、、
その本番に出れなくなる寂しさ。
バレエから離れる不安。
とても複雑な感情に押しつぶされそうになりました。

そんななか、意を決して妊娠をスタジオオーナーに伝えたところまさかの
明日から来なくていいよ
という言葉をかけられました。

バレエダンサーとしての仕事は身体的にもハードなので、今の私ならオーナーの気持ちも分かります。(言葉は選んでほしかったけど、、、)
きっと感情的になったのでしょう。
全クラスの指導のアシスタントに入り、支部も任されていた立場。
私の体調が安定しなければ教室も縮小しなければならないかも、と不安になったのかもしれません。


でも

私はとても傷つき、妊娠すること自体が悪いことのように思えてしまったのです。
帰り道、私は頭が真っ白になり主人と何を話したのか分からないくらい落ち込みました。

続く

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