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新しい常識を積み上げる側の人間でありたい。

荒れ狂う2020年。

コロナ禍で、立場によっては、猛烈な被害を被った人もいれば、ほぼ無風という人もいるだろう。

しかし、これは誰にとっても良い状況ではないと考えることが、より健全だと思う。

そんな状況においても、うまく歯車が噛み合うこともあるんだなと最近思う。

コロナ禍の影響で、以前は考えもしなかったことを考え始めて早いもので半年が経った。

それは、地域というキーワードだ。

このコロナ禍において、近くにいる人たちや大切な資源の未来、そして大切な自分の人生の残された時間をどう使うか、どう活かせば良いのか、そんな問いを自分に投げかけることが増えた。

その問いに対して『地域に何か貢献したい』という並の答えがすぐにフィードバックされることに、些か慣れてきた。

というか、そんなことを考え、そんな風に思う年齢にきたのだとも思う。

そこに魅力があるとかそういうことよりも、「人として生きているからこその意味」、そして「人として死ぬために必要な達成感」。

そのどちらも、誰かのためとかじゃなくて自分のためなのだけど、その自分のためという着地点に、他の誰かも一緒に「合理的に着地」できたら、それが貢献ということで収まってくれるのかなと思う。

だから「僕でなくてもできること」に時間を割くことより、「僕にしかできないこと」に時間を使うことが、本当の意味で自分らしい人生になると思う。

やりたくないことて「我慢」や「成長」をするくらいなら、やりたいこと、好きなことで「我慢」や「成長」をしたい。

やりたいことや好きなことの中で、自分しかできないことで、誰かに、地域に貢献するために、もっと自分の心や感情を動かしてみようと思う。

海外のクライアントとの仕事よりも、地域という限られたコミュニティの中で、もっと自分を表現しようかな。

最近は、長崎の県議の方とのプロジェクトもあったり、コンサル企画も進んでいきそうだし、雲仙市とのコンテンツプロジェクトやイベント企画もあったりと、割と「人のため」、そして「地域のため」に動けてる自分がいる。

そんな自分を大切にしたいと思う。

そんな自分の人生を、誰かに評価されるのではなく、自分で自己評価していく人生にしたい。

新旧の常識が共存するからこそ、世界は健全な均衡を保っているのだけど、僕はどちらかと言うと、旧式の常識を重んじる側よりも、新しい常識を積み上げる側にいたいと思う。

2020年、そして2021年にかけて、その意思を爆発的に加速させている真っ只中に、僕はいる。

ただ、気持ち良いことがあれば、気持ち悪いこともある(笑)

こんなことを先日Facebookにアップしたら、ドリームキラーに見つかってしまい、「甘い」というコメントを頂いた。

そもそも、他人の人生や他人の価値観を「甘い」とかいうキーワードで、あたかも自分の価値観が正当であり、その価値観からすると「君の価値観は甘いのだよ」ということを投げてくること自体が不自然だし、その人から僕は嫌われているのだなと思う(笑)

嫌われても平気だけど、僕は人殺しではない。

人道を外れたことなどしていない。

無意識の無礼はあるかも(笑)

とはいえ、その投稿はすぐ消した。精神衛生上、かなり心臓をガチにえぐられたからw

常識は人よりも欠けているかもしれないけど、その常識の外側にいる自分の価値観で、地域に貢献できるということが、本当の意味での「自分らしさ」だとよね、って発信しただけのことである。

そんな僕の発言に対して、「リスクヘッジもできてない奴が何を言っている」、「そんなに自分ができるやつだというなら、早く会社を辞めればいいのに」とか、あたかも自分ができる男であるから困ってます的な発信をして「自慢するな」というマウンティングを取ってくる。

リスクヘッジができてるからすごいのかな?

そうだとしたら、なぜ、みんな会社を経営しているのだ。

リスクヘッジができているやつがすごいなら、そもそも勤めている人全てが「甘い」ではないか。

会社を辞めない理由など、誰に話したこともないし、辞めたいと発信しているつもりはない。

会社には恩があり、仁義があり、愛着があるのだ。

それは個人の生き方だ。

「甘い」のそれとは訳が違う。

人生は、生きているだけなのに辛いことばかりだし、大変なことばかりじゃないか。

逆に、「甘い」というスタンスで、生きていても良いくらいだ。

それだけみんなだって、そしてこんなにもちっぽけな僕だって、人知れず、泣きながら努力している。

人の努力や頑張っている気持ちが当たり前にわからない人を、本当に残念だなと思うし、悲しいと思う。

僕は、新しい常識を積み上げる側にいながら、それすら旧式になっていると感じる意識を、同時に育てていきたいと思う。

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