見出し画像

アウトプット大全を読んで~どう自分の生活に落とし込むか~

 時代はかなりのスピードで変化していて、世の中には情報が溢れかえっています。(良い情報も悪い情報も、本当の情報も嘘の情報も)

 それはいい側面ばかりではないけど、自分次第でどんな情報も取りに行ける、という意味ではよい時代になったと思います。YouTubeを見れば、昔ならお金を払わないと見れないような情報も無料で見ることができて、サブスクリプションのサービスを使えば、名作映画を定額で見放題。たとえそれほど裕福な家庭でなかったとしても、いろんな可能性が広がってます。

 そんな中で、僕も時代の流れに乗っかって興味のある分野のYouTubeを見まくったりしているわけですが、その内容を人に説明してと言われるとなかなか難しく、自分の知識として定着していない。そこで出会った本が樺沢紫苑さんの著書「アウトプット大全」です。

 いろんな知識をくれる本ですが、特にすぐに自分の生活の中に落とし込んでいこうと思ったことに絞って書いていきます。

1.人は忘れる生き物である。

 本書によると、約9割の人は読書をしたり、講義を受けたりしても、「わかったつもり」になっているだけで、実際は知識として定着していないそうです。

 そこは、まったくその通りだなと思います。先ほども書いたように、私がこの本を読もうと思ったきっかけは、読書やYouTubeで得た知識を人に説明できない、つまり、知識として定着していないと感じたからです。

 本書では、脳科学的な観点で、記憶に定着させる方法や、実際の生活への落とし込み方、テクニック等を「話す」「書く」「行動する」「トレーニング法」の4つに分けて解説しています。
 4つのそれぞれの分野の中で、さらに項目ごとに細分化しているので体系化して理解しやすくまとめられています。

2.知識として定着させるために

 本書内では「大全」という名前の通り、アウトプットの方法に関する多くの知識が掲載されていますが、細かな内容を本を読んでいただくとして、ここでは私が特に、すぐにでも実践したい、生活に取り入れたい内容の2つに絞って紹介します。

 1つ目は、「質問する」という内容です。例えば読書をするときや講義を受けるとき、また、知識を得るためにYouTube見るとき等、始まる前に「自分が何をいちばん学びたいか?」を自分に質問することで、その内容に注意が向くようになります。
 つまり、この本を読むこと、この講義を受けることでどのような学びを得たいか、どのような自分になりたいか、目的を明確にしてから臨むこと。
 こうすることで、脳は、その本やその講義からその答えを必死に探すようになり、結果として学びたいことが吸収されやすく、記憶に残りやすくなります。

 もう一つは、「情報発信する」という内容です。もちろん、本や講義から得た知識を「書き出す」ことで知識に定着しますが、「情報発信」をすることでさらにその効果が高まります。
 具体的な効果としては、人に見られるという緊張感があり、より整理してわかりやすい文章で書こうと思うことでさらに知識として定着します。また、人からのフィードバックが得られることで、それを生かすことで成長を促すことができます。
 フィードバックに関しては、まだまだ人に見てもらえるような記事ではないので、あまり期待できないかもですが、、、笑

3.具体的に生活に落とし込むこと

 本書の中でも書かれていますが、行動に移さないと何も変わりません。

 現在この記事を書いていることも、この本の内容を行動に移した結果なのですが、いろんな場面で継続していくことで、これまでなんとなくインプットしていて定着していなかった知識を、アウトプットをすることで着実に知識にしていきたいと感じる今日この頃です。

 実は今読んでいる前田裕二さんの「メモの魔力」でも本書と共通している内容もあるなーと思いながら読んでいます。広い知識がついてくると、関連して雪だるま式に知識が増えてくると思うので、アウトプットのためにも継続してnoteの更新もしていきたいと思います。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?