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ぐちゃぐちゃにされるSEXを夢見る子が、裏垢男子とSEXするまで②

瞑想を勧める裏垢男子がどれだけいるでしょうか。
SEXが恐怖だと相談してみて、回答に対して、ある程度自分で納得が行った。これは、裏垢男子に背中を押してもらうために会いに行った記録。


相談に乗って欲しい

相手から来た問いかけに、何を求めているか把握をして、見返りもなく、惜しみなく、親身になって話を聞いてくれる人がどれだけいるでしょうか。私が思うに、人間なら「自分にどれだけメリットがあるか」を推測って、どのレベルで回答するか変えているんじゃないかな、と。

いわゆる"裏垢男子"の中でも、人をクイモノにしようと思っていない変わった人だった。直感的に、知識が豊富にある人だと思った。そして、エンタメでもなく、金でもなく、ただの性欲発散でもないとするなら、この人は何を目的としているのだろうと興味を持った。

SEXが恐怖という悩みに対して、私は身体開発をすれば改善されると思っていた。自分で出来ないから、主従関係、調教にそれを求めた。身体的には快楽を得られる手段が増えたが、SEXに対する恐怖心は変わらなかった。

では、この裏垢男子から返ってきた内容は何だったか。それは私の根幹を引き摺り出すようなものだった。

向き合うまで

「誰かのための自分」をすごく大切にしている方ではないでしょうか。こう思われている自分じゃないと、居る価値がないと思っているのでは?
自分の欲求がある事を押さえつけるような…
相手に対する恐怖と一緒に、自分に対する恐怖もあるかもしれないですね。

DMが返ってきた瞬間にどきりとした。
「自分の描きたい自分じゃないと、自分に価値がない」と思うことは良くあって。相手毎に自分を使い分けているのと、他人から嫌われる•捨てられるのを極度に怖れていたから。

しんどい時に出てきてるのが本能の自分で、泣いたりするくらい感情が強くて振り回されて。理性の自分はきっとそんな自分があることがダメだと思ってると思うんです。こんな自分がいるのがバレたら引かれる、嫌われる。治さなきゃ、隠さなきゃって。

普段は偽って、必要として貰えるように、良い子に良い子に、真面目にキチンと精一杯やって、ようやく普通になれている。普通でなければ価値がない。その一方で、本心が悲鳴を上げている。だけど私はそれに蓋をして、息をするなと叱って。ズタズタに引き裂いて、お前は居ないと言い聞かせてきた。

私が主従関係に求めていたモノは…
主従で命令をきけた後は「ワガママや甘えても良い」と許可を得たい、なのかもしれない。 命令を受けて喜んでると思ったけど、本質的に欲しいのは許可だったのかもしれない。

見て欲しくないのに、暴いて欲しいんでしょうね。
バレたら仕方ないから。自分で自分が許せないのも含めて丸ごと受け止めて欲しい。
本当の意味での解決は自分の足で立たなきゃいけないけど、怖くて。だから、ご主人様と従者って役割が代わりになってるんだろうなぁと。

根幹を暴かれて読まれるのが恥ずかしい。
恥ずかしいけど気持ち良い。
この私が消したい自分も、どう向き合ったら良いかもう分からない。どれだけ傷付けたか分からなくて、彼女がどんな顔をしているか、こわい。
でも、本当はずっと私(彼女)をみてほしかった。

快感を幸福に受け取るためには自己受容が大事だと思っていて。どっちの自分も自分で。
「正しい姿になる」というより「自分が自分であることを許す」ことが一番大事だと思うんですよね。

「   」

これは私が私と向き合った記録。

自分の中にいる自分と背中を合わせて、
そこにいる時間を過ごしてみる。
無理に抱きしめる必要はない。
そこにいる、と認識するだけでいい。

どんな顔をしているかこわい
やり返されたら…って思うかもだけど
きっと大丈夫だよ だって私だもの。

承認欲求の根底にいるのは 
私を他人を通して肯定したいという欲求
じゃあ、自分が自分の存在を認知しておかなきゃね
ここにいるよ。大丈夫。

マジックミラーの箱のなかで、
見つけて欲しいと叫んでる。
同じ場所にいるようにしてみよう
難しかったら、逃げてもいい。
一緒の空間にいる時間を増やしてみるとこから
はじめてみないかい。

縄でぐるぐる巻きにしてた
恐る恐るほどいてみたら透明だった
スッとじぶんのなかに溶け込んだ

ずっと憧れてなりたかった
それをゲームでキャラクターに反映させて作った
「無邪気で」「明るくて」「自由で」
「くるくる表情が変わって」「好かれて」
「可愛い女の子」「小さな女の子」

透明だったあの子はそんな自分だった
憧れてて、私が心から欲しかったもの
きみ、こんなところにいたの


【③につづく】


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