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読書ブログ  「戦略と実行」

これまでの人生でさまざまなほん本に出会ってきました。そんな中から何かしらの形で自分自身が影響を受けた本をぜひ「読書ブログ」として紹介していきたいと思います。

ということで早速本題です。
いつか「読書ブログ」を始めるときの最初の本はこれと決めてました。

「戦略と実行」 です。

2011年発刊なので、もう12年前に発売された本ですが今読み返してみても、内容は全然色褪せません。

マネジメントの役割は「成果」と「育成」。

この本はどちらかといえばこのうちの「成果」の色が強い本。この本を読んで共感した点は「戦略は可変」、「実行を通じて戦略は変えていけばいい」という点です。昨今の言葉で言うと「アジャイル」ですね。

つい何かこれまでと違うことをやろうとするPDCA(plan,do,check,action)のP:計画についつい時間がかかりがちな中、DCAに注力するために必要なことがたくさん書かれています。そして、一番好きなメッセージは「伝えるではなく共有」が大事ということ。本には五段活用みたいなことが書いてあって、

①こっちが言ったからといって、聞いてもらええたわけではない。
②聞いてもらえたからといって聴いてもらえたわけではない。
③聴いてもらえたからといって理解してもらえたわけではない。
④理解してもらえたからといって、賛成してもらえたわけではない。
⑤賛成してもたえたからといって、腑に落ちて納得し行動しようと思ってもらえたわけではない。

つまり行動にうつるまでには「繰り返し」と「しつこさ」が大事ということがかかれています。

組織やチームで仕事をするうえで特にPDCAの「DCA」に悩んでいる方や「実行力が足りていないと言われるけど、実行力って」と言う方はぜひぜひご参照ください。


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