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大事じゃないことの方が、はるかに大切だった。

本音で生きる存在美学コンサルタントの小暮貴恵です。
いつも読んでいただきありがとうございます。

大事だよと言われたことを、全部やらないことにした昨年。それで、大事じゃないと思うことをやり続けてみたの。そしたら大事じゃないことの方が、はるかに大切だった。そんなお話です。


即決とか、即行動とか、解釈を変えるとか、有言実行とか、大量行動とか、自己分析とか、数字とか、時間の使い方を重要度高いものから取り掛かるとか、努力するとか、頑張るとか、ポジティブでいようとか、誠実とか、辞めたのね。今まで正しいと思った世界を疑うことで、ほんとに大切なこと見えてきたのね。息を吸って吐くという尊い存在であることを忘れていたなと思うのです。私の大好きな名言があります。

幸福には、明日という日はありません。昨日という日もありません。幸福は、過去のことを記憶してもいなければ、将来のことも考えません。幸福には、現在があるだけです。今日という日ではなく、ただいまのこの瞬間があるだけです。ツルゲーネフ(ロシアの小説家 / 1818~1883) Wikipedia


とても奥深いですね。私にとって、息を吸って吐く存在だということ=今日という日はなくただいまこの瞬間があるだけということなんです。そうなんですよ。過去とか未来とか、現在という時間に頼りすぎるから、私たちの心はどこか別のものに問われてしまうのだろうな。もちろん、それも人間であることの醍醐味だと思うのですが、時には時間も忘れて、ただ、いま、この瞬間を味わうことで正しさだけに問われない生き方ができるのだと思いました。


ドラマティックに生きる目的目標達成重視型な在り方だけではなく、幸福度の高い視点からニュートラルに在ること。その幸福感は、目標達成から湧き出るものよりも、圧倒的に日常に潜んでる温かい感覚でした。こういう大事なこと忘れちゃうときもあるよね。忘れるたびに、思い出そう。忘れるたびに自分に戻ってこればいいと思うのです。幸せはシンプルです。


過去の経験で覚えた感情の記憶の中に生きるのも、未来というまだ見ぬ世界の不安に浸ること生きるのも、私たちの自由です。私は、大事だと言われた“正しいこと”を手放していく中で、今を生きるという自由をつかむことができました。私の見ている世界では、過去は温かい思い出となり、未来は好奇心で胸がいっぱいな感覚です。


昔、ケガのトラウマを克服するのに、心療クリックに通っていた時があります。その時に先生におしゃっていただいた大事な言葉があります。過去は存在しない。未来も存在しない。あるのは今だけですよと。ケガの前の自分に戻ろうとするよりも、ただ今この瞬間のじぶんを受け入れることに集中してくださいね。今のあなたはもまぎれもない“あなた自身”だよ。と思わず涙がこぼれましたが、この声掛けに救われたのです。


この時に気付いたのです。時間にこだわって生きてきたんだなと。この時間に対するこだわりは、執着でした。今までやってきたことが無駄になった。休んでいる間の時間がもったいない。時間をかけてエネルギー注いできたのに、なんてことしてくれるの!とケガのきっかけになった犯人とその親を憎んでみて、自分自身が隠してきたの執着と怒りに対面することになったのです。時間は有限だと思って生きていたら、過去がどうとか、未来はこうでなければと、時間に執着して目標達成ばかり追っていたことに気付くためのケガだったんだなと今は思います。


時間を大切にすることをはき違えてた。重要なこととか、緊急度の高いこととか、理屈で時間を使っていたら、時間の使い方が、エネルギーの注ぎ方が損か得かになっていったんですね。そんな自分とも向き合っていく中で時間の使い方が大きく変化しました。今この瞬間私は幸せかどうか?自分にコントロールできるかできないか?というこの2つの軸を大切に時を過ごしています。不思議なことに、こちらのほうがパフォーマンスがあがり、幸福感が増したのです。感情の揺れ幅が穏やかにもなりました。


その理由は、ネガティブでもポジティブでもない状態=どちらも許容した状態で時を過ごすことができたからだと思います。どんなに解釈や行動を変えても、根底の無意識レベルで設計図変えていかないとなんも変わらないのよね。それを変えようと思うとやっぱり日常の過ごし方に注目することになります。生活をどれだけ愛せるか。存在という命をどう扱うのか。至ってシンプルです。ここにあなたの美学(価値観)が詰まってるのです。ただ内観あるのみです。


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