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菩薩のマーケティングスキル【最重要】

ぷれぜん仙人です、

年末に、「引き算の重要性」
という話を書きました。

「足すより引いた方が即効性あって、
 劇的に変わることが多いよ!」

という話でしたが、
書き足りてないことがあり

その続きというか、
補足の話をしようと思います。

私は人の作ったプレゼン資料や
コピーを見る機会が多いのですが

「なぜ、この人はこんな
 “ゴミ情報"を書いているのか?」

と思うことも多々あるのですが

一方で、

「なんで、"この情報”が
 入っていないの?」

と思うこともよくあります。

あと、

「なぜ、こんな良い情報を
もっと”強調"しないの?」

というパターンもあります。

要するに、

============================
何が重要で、何がゴミなのか?
============================

を”見極めるセンス”がないと
足し算も引き算もおかしな
ことになりかねません。笑

実際、このセンスのない人が

「よし、引き算!断捨離!」

とかやると、
重要な情報も引いてしまい

ペラペラの"うっすい情報”
しか残ってない・・・

みたいなことになると思います。

そもそも論として、
このセンスがおかしいから

変テコなゴミ情報を平気で
足し算してしまっている・・・

というのがスタートとして
あるかと思います。

では、

どうしたらこのセンスを
磨くことができるのか??

そんな一言で言える話ではないし、
”楽ちんテンプレ”とかありません。

むしろ、

テンプレとかフレームワーク
とかをすぐに使いたがる人は

大抵、このセンスが
ヤバいことになってます。

思考停止するからです。

まあ、私も日々修行中なので、
人をとやかく言えるほど
素晴らしいセンスがあるかと
いうと怪しいですが。。。

このセンスの重要性を認識して、

"磨き始める”

ということはすごく大事なのかな〜
とは思います。

“センス"と言われると先天的なアレか?
と思うかもしれませんが、

より具体化するなら、

============================
"カメラの視点"を切り替える能力
============================

ということになると思います。

要するに、

プレゼンを聞く聴衆の目線や、
コピーを読む見込み客の目線
で考えていないから、

無駄な情報をガンガン足したり
むしろ強調すべき”宝石”の部分を
華麗にスルーしたりします。

逆に、この"スイッチング能力”
が高いとめちゃくちゃ強いです。

優れたマーケッターは例外なく、

"カメラの視点"を切り替える能力
に優れています。

"見込み客の視点"で世界を眺め、
商品を作り、売るための言葉を
紡ぐことができる人たちです。

この能力さえあれば、
ビジネスの最重要スキルである、

・商品開発能力
・セールス能力

の2つが自動的に手に入ります。

もし神様が目の前に現れて、

「1つだけ、お前のスキルを
レベル99にしてやろう・・・」

と言われたら、
私ならこのスキルを選びます。

世の中がどうなろうが、AIが
どうなろうが心配ありません。

しかしながら、

"言うは易く、行うは難し"
の典型であり、

「見込み客の目線に立ったつもり」

になっていることが
よくあります。

例えば、

「リサーチが重要」

ということは多くの人が知っている
ことですが、リサーチというものは

“私"という視点で行っても、
あまり意味がないものです。

"やっているフリ”になってしまい、
一向に重要なことは分かりません。

大前提として、カメラの視点を
切り替える必要があります。

1つ、即効性のある裏技
があるとしたら

============================
“自分自身"が見込み客の市場を選ぶ
============================

というのはすごく効果的です。

例えば、

長年、肥満で悩んできた人
→ダイエット商品のコピーを書く

みたいなことです。

“私"という視点が、”見込み客"
の視点と同一になっているので

切り替えるも何も、「自然体で
考えれば分かる!」という話です。

私なら「女性向けの美容液」の
コピーを書く自信は無いのですが、

「サラリーマン向けの能力開発」
なら息を吸って吐くように書けます。

長年、自分がその市場で見込み客
として買う側にいたからです。

世の中で成功しているビジネスを
見ていると、

「自分自身が見込み客だった」

というパターンが多いのは
そのためだと思います。

もちろん、

その中でもやっている内に”売り手"
の目線に勝手に切り替わってきますので、

"買い手の目線に意識的にカメラの
視点を切り替えないとすぐにおかしな
ことになってきますが・・・。

というわけで、

「カメラの視点を切り替える能力」
の重要性についてでした。

ーーー
・プレゼンを聴く人は何を知りたいのか?
・コピーを読む見込み客は何に困っていて、
 どんな言葉に反応するのか?
ーーー

などを”相手の視点”で考えないと、

足し算も引き算も
おかしなことになります。

ちなみに、

”仕事ができない人”というのは、
この能力が欠如してる気がします。

言うこと、やることが頓珍漢で、
タイミングもおかしいのは”私”
という視点でしか世界を
見れていない証拠です。

この能力は、人間関係においても
抜群の威力を発揮しますね。

だいたい、

世の中のイザコザの多くは
“私"という視点で世の中を眺め、

"自分勝手な欲望や不満"を抱くところ
に9割くらいの原因がある気がします。

そこで、ひとつ深呼吸して、

カメラの視点を”本気で”
相手の側に向けて考えれば

簡単に解決策は分かるし、
そもそも怒りや不満も消滅します。

夫婦関係とか本当そうです。笑

私もよく忘れるので
肝に銘じておこうと思います!


ぷれぜん仙人


追伸)

ちなみに、

このカメラの視点を自由自在に、
そして、高くも低くも切り替える
ことができる人を仏教の方では

"観自在菩薩"

と言うらしいです。

カメラの視点のスイッチング能力
を極めるとブッダになれる!笑

まあ、そこまで行かなくても
このスキルがちょっと高まるだけで
けっこう良いことあると思います。


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