『MORFINS』のページ
あなたは、4つの石版から光が漏れているのに気付いた。
そして、見たことある人物が立っていた。
そう、石版に描かれている髭を蓄えた眼鏡の彼である。
「うむ。君が私を呼びだしたのだな?」
彼は私の方を向くと、自信ありげにそう言った。
「はっ!はい!」
とりあえず返事をする私。
「ふむ……君は中々面白い存在のようだ」
髭面の男は満足そうな表情を浮かべる。
そして、彼はこう話を続けた。
「私はスティーヴン、しがない作家だ。まずは礼を言う。ありがとう」
彼はそう言って頭を下げた。
「あ