大企業？

2015/05/21

少し前に友人と、規模や会社を大きくする
ということについて話したことがある。
その話の意味を改めてよく理解しつつある今日この頃。

一つ一つのことが
何故そんなに複雑になってしまう必要があるのか？
私の頭は？だらけ。

まぁ、そのおかげで今私はこうして
ごはんを食べられているわけだし、
そこにはその立場なりの理由や価値があるのだろうけど、
やっぱり私にはその意味がよくわからない。

作りたい人がその物を作って、
欲している人がそれを買う。
提供する側は良いものを良い形で届ける事に力を注ぐ。

形がない、サービスであれ表現であれ、
本当はものすごくシンプルなことのはずなのに、
人が入り、会社が入り、法が入り、システムが入り。
仕組みができて、規則ができて、、、

届ける云々よりも、もう自分がその過程の
一体何処にいるのかさえよくわからなくなって
皆でぐるぐるしてる。

…まぁそれはそれとして。
（仕事は淡々とこなします）

不満や疑問を感じる状況にある時は、
では自分は何を望んでいるのか？
を知る一つのよい方法だと言う。

なるほど。とても腑に落ちた。

大切な事は、様々な在り方がある中で、
では自分は何を大事にしたいのか、どう在りたいのか。
そこがわかればそれでいい。
そしてそれを少しずつ選んでいく事ができればさらによい。

生産量を増やすことでも
規模を大きくすることでもなく、
自分の手が届く範囲を超えてまで
効率性を求め売上を増やそうとすることも
私にとっては多分必要なことではない。

そっか、私にとって大事なこととは
大切なことをごくごくシンプルに
届けるべき人にきちんと届けられるということなのかと。

規模もお金も慎ましくていいから、
それがきちんとできていることを
大切な指針として守っていきたい。

それがうちの指針ですって
堂々と言うことが通るくらい
色んな意味で有能になりたい。

ネームバリューとか見栄だとか、
そうじゃない価値がしっかり軸となって機能していること。

これから先、レベルを上げていくということと
形や見え方を混同しなくて済むように。

だからそうやって色んな状況を上手に活用して、
本当に自分が大事に思うことは何なのか、
実感して一つずつ知っていけばいい。

強さとは、信念とは、
単に強く想うってことじゃなくて、
体験から知った、
自分にとっての事実なのではないだろうか。
だから揺れようがないんじゃないかな。

その強さが十分この身に付くまでは
私にとって、スーツも着る価値あることなのだろう。