創造を続けていくということ。

2016/06/18

私の場合、
良い音楽をするということは、
自分なりにきちんと
日々の暮らしを楽しむということと直結している。
（音楽の技術的なことはおいといて。）

それが、何を観て何を感じ、
何を表現したいのかということの
土台を創っている。

だから疲れたら、少し離れてみればいい。
そして基本の暮らしに戻る。

すると色んなことを思い出す。
自分にとって音楽とは何だったかとか、
何に感動して、何に心躍らせていたかとか。

そしてまた、愛を携えて戻ってくる。

逆もまた然り。
日常の歯車に疲れてしまっている時、
ふと触れた音楽で我に返るときもある。
そうやって心を取り戻すこともある。

情熱の炎は、
特別なところにあるわけじゃない。

自分にとって創造を続けていくということは、
自身を含め、身近なとこにある
忘れがちな大切なもの達の存在を、
常に思い出し、気付き、
気に留めていくということでもある。

シンプルに、ただその工夫を
その心を、その眼を持ち続けられたかどうか、
それだけである。